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暮らしのなかで

ポメラニアンと共につぶやいています。

繰り下げ受給の注意点を❔

2024-03-06 03:55:09 | 暮らしの中で


老後の【年金繰り下げ】に当たり注意点とは❔‥65歳の年金請求時までに決断すべき判断基準・・

年金受給にあたって、75歳までの繰り下げが報道されている。年金は原則65歳から受給開始ができるが繰り下げると、
1ケ月あたり0.7%ノ増額を受給できるため一考に値すると考えられるが、繰り下げにあたっての注意点に注目しよう。

加給年金・・・【生計を維持する】とは加給年金の対象となる(者配偶者や子)が次の両方の要件を満たしているか❔
生計が同じである『同居または別居であっても仕送りをしている、健康保険・扶養親族であること』
前年の収入が850万円未満(所得の場合655万5千円未満であること)・・・・
加給年金はあくまでも厚生年金から支給される老齢厚生年金に加算されますので、老齢厚生年金を繰り下げすると
繰り下げている間、当然老齢厚生年金は支給されず、加給年金も支給されません・・・繰り下げ加算額は、
1ケ月あたり0.7%の増額ですので、現時点の銀行の利息に比べれば魅力ではあり、配偶者の加給年金には、
生年月日に応じて特別加算も尽きますので、その点も勘案して決断すべきです。

夫婦の場合‥・夫婦共に健在という場合は、リスク分散という考え方もあります・・・例えば・・
妻は繰り下げをして・・・夫は65歳から請求するという考え方です・・・その場合当面は夫の年金で、
やり繰りしながら、妻は繰り下げ待機期間中、年金額を増額させることが出来ますので、夫に先立たれたとして
(遺族年金もあります)が一定の安心材料になり得ます。

平均寿命と健康寿命を考へて判断しよう…抽象的な話になりますが、平均寿命と健康寿命は無視できません。
日本の場合、男性より女性の方が長生き傾向にあり、その中で、健康上大きな問題を考えることなく生活できる
期間ある程度自由にお金を使える期間であれば、上限いっぱいである75歳まで繰り下げ゛、84%増額の年金を
受給開始したものの、健康寿命は残りわずかとなってしまっては後悔ものこるでしょう・・・よって・・
加給年金等の制度的な問題以外の面も総合的に勘案して決断することがよいでしょう・・・


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