当然の措置でしょうねぇ。
中華人民共和国は律令制と儒教の代わりに、ソ連型人民民主主義体制と毛沢東主義で化粧した中華王朝だと思えばしっくりきます。
中華王朝の始末に追えない点は、現世の全ては中華皇帝が統治すべき領域だと信じている点でして。
ある意味、イスラーム世界みたいなモノで、宗教的な概念では世界は本来ならイスラムの教え、もとい天命を受けた皇帝の下に置かれるべきなのです。
(ある意味キリスト教世界も同様の性質を持っていますが)
であるからには、現地の蛮夷の法よりも、中華皇帝の詔の方を優先させるべきとなる次第。
この辺は、2008年の北京オリンピックに先立つ聖火リレーが長野で行われた時、わらわらと現れた北京政権下のChineseが集団で外交特権を主張した行為でよくわかるかと。
ま、この辺の事情は世界各国、一帯一路構想に参加した国々が等しく味わったことだと思われます。
(かつて日本のODAも「日本企業が元請けで受注しているので国内大企業が儲けるだけ」と批判されたものですが、現地の人たちを雇用する分100倍マシだという話)