さて、これはどう判決が出るか。
学校的には退学処分で決着ですから、それ以上は司法の判断に委ねるしかありません。
学校側としては、被告の元生徒は故意に校則を破る(しかも一度ではない)という点でかなり悪質と判断する案件だと考えます。
(二輪免許の無断取得で停学の前歴があるにもかかわらず、重ねて自動車免許を無断取得している生徒なので、学校としては多分事故がなくとも進退について決断を求めるでしょう)
但し、これを「この事件について、保護観察処分に留めるに値するほどの社会的制裁とみるかどうか」は微妙かなと。
「偶然重機があるところに突っ込んだ」という弁護側主張は、私見ではありますがかなりの無理筋だと考えます。そもそも118km/hも出していなければ、余裕を持って回避操作するなりできますし、衝突したとしても同乗者が命を失わずに済んだ可能性が高いですし。