梅雨真っ最中の屋久島です。
毎日雨が降っています。
昨日になってようやく久しぶりの曇り、
そして今日の日中は、貴重な晴れ間がのぞきましたが、
夕方になって雨模様になってしまいました。
湿度はいつも90%以上、よくても80%後半を維持した日々がずーと続いています。
三日、とは言わないまでも、せめて二日は晴れてほしいものです。
というのも、一日だけの晴れの場合、ここぞとばかりに掃除、洗濯、布団干しに忙しく、
あれよあれよという間に一日があっという間に終わってしまうのです。
肝心の木工仕事・・・
これがなかなか進みません。
湿度が高いと、木材は湿気を吸い込み膨張します。
といっても見た目に膨らんでいるのがわかるほどではありませんが、
特に板材なんかはその影響が大きいので、湿度が高い状態で加工を進めて組上げてしまうと、
完成した後、例えばエアコンなど冷暖房の良く効いた環境におかれると、
いままで湿気を吸って膨らんでいた材が、人工的な乾燥により急激に収縮することによる
割れや反りが出ることがあります。
ですので板材を加工したり、組むときには出来るだけ乾燥した状態で仕上げるようにしているのです。
とはいいましても湿度の高い屋久島、完璧な条件を求めることは困難ですので、
湿度計とにらめっこしながら、出来る範囲で良いコンディションを選びながら作業しています。
今年の梅雨は晴れ間が非常に少ないのでどうしたものか。
こういうときは作業工程をよく考えなければいけません。
晴れた日には、その日に出来る作業はもちろんのこと、雨の日にでも出来る仕事を用意して置きます。
そうやって工夫しても、ここまで雨が続くと、用意した仕事も終わってしまい、
その後が続かなくなってしまいます。
今月に入ってから3週間が経とうとしていますが、実際は1週間分くらいの仕事しかできていないかもしれません。
あー・・・
非常に効率が悪いですね。
精神的にもよろしくありません。
梅雨の時期限定のアルバイトでもあれば出稼ぎにでも行きたい気分。
全天候型の仕事場があれば嬉しいな。