どうも再び夏バテのようです。
ついつい物事に力が入り過ぎてしまう癖があるようで、
年相応に、少しぐらいの無理なら大丈夫、それなりに休めば体力は回復するのが常でした。
が・・・
どうも最近、その無理をカバーできる体ではなくなってきているような・・・
40代初めての夏。
年だからと言い訳はしたくないのですが、やはり年なのか、
これを認めてしまうと一気に老け込んでしまいそうで怖い。
かと言って10代、20代のように体力、力任せにいかないのは判っているつもり。
筋肉痛を例にとると、
子供の頃は、筋肉痛なんてものは無かった。
力は無限に湧いてくるもので体を動かせば動かすほどエネルギーの勢いが増したほど。
中高生の頃は、筋肉痛はその場のもので、翌日に持ち越すことは少しあったとしても、
ちょっと気になる程度で、更に体を動かせば自然と治っていた。
そして、20歳を超えると筋肉痛はそれなりにあったが、翌日の内に治っていた。
まだまだ無限のエネルギーはこんこんと溢れるほど湧いていて、それが当たり前だった。
30代前半、ちょっと無理ばかりは続けられないなあという感じ。
筋肉痛は翌々日に持ち越すようになり、この新たな出来事に驚きと面白味を感じる。
ああ、そんな年になったのかなあと言いながらも、気持ち的にはまだまだ余裕で元気!
時々疲れがどっと出るが、気の持ちようで体をコントロールできた。
30代後半、翌々日の筋肉痛が常となり、俊敏に飛び跳ねるほど体が動かなくなっている。
うむむむ・・・
重いものを持つ時も無理はイケナイと意識的に体をかばうようになってきた。
また、過酷な労働をした後はそれなりに休みをとるように心がける。
この頃になると、もう20代の体ではないと残念ながら観念する。
その年にはその年にあったやり方があると思うようになる。
そうすると、なるほど経験豊かな年寄りの体の動きや仕草というものに注目し始める。
何でもかんでも力任せで行うことは浅はかなことだったんだと気づく。
でも気を許すと、まだ無理が出来ると錯覚してしまう若さはまだ消えていない。
40代、年齢として一つの区切りというのは何となく判っていた。
でも30代とは大して変わらないハズ。
今までと同じようにいけるハズ・・・
であったが、ここにきて体の衰えように正直戸惑いを隠せない。
翌々日の筋肉痛だったのが、ここ最近、翌日からずーと筋肉痛。
しかも4~5日間も続く。
確かにちょっと無理をしたのだが、ここまで長引く筋肉痛は今まで無かった。
3日目には完全に回復していたはずだが・・・
あのコンコンと溢れる無限のエネルギーはどこへ行ったのか。
この厳然たる事実をなかなか飲み込めない。
年を取るというのはこういうことなのか?
自分もいずれ年齢を重ねて老人になっていくことは頭では判っているつもりだったが、
現実に体で体験していくと、若い頃とのギャップをどうしても整理できない。
筋肉痛がなかなか消えないという経験にちょっと弱気になってしまった40代初めての夏。
確かに20代とは違うけれども、まだまだ大丈夫。
冷静に落ち着いて心身を整え、愛着を持ってこの体と付き合って行けばまだまだ大丈夫!
今の生き方がその人の未来をつくる。
弱気で考えすぎばかりでは、そんな将来になってしまう。
一歩一歩できることから前を向いて頑張っていきましょうー。