ボール盤とは
木材などに、ドリル等で穴を開ける工作機械のことです。
家具づくりにはそれほど出番はないように思えますが、私の場合、使用頻度の高い機械の一つ。
ボール盤(ドリル)で穴を開けると、当然ながら削り屑がでます。
一つだけの穴あけ作業ならそれほど気にならないのですが、
たくさんのピースを連続して穴あけ作業する場合、屑がたまり、それが干渉して加工精度が狂ってきます。
同じ位置で加工していく場合、加工材をフェンスに沿わせたり、ストッパーに押し当てたりするため、
そこに削り屑があると加工位置がズレてしまうのですね。
上の写真では、ボール盤の下にマキタの集塵機を設置しています。
今までは、集塵ホースをその都度、ワイヤーで固定したり、クランプなどで調整していたのですが、
これが結構面倒なことで、微調整も難しかったのです。
そこで今回、突貫ですが、とりあえず集塵ホースを任意の場所で固定でき、微調整も容易にできるようにしてみました。
↑ 集塵ホースの口が大きく、吸い込みが悪かったので、ホースを斜めにカットしたのち、1/3を残して塞ぎました。
ホースの口からの伸びている白い紐を引っ張って、ホースの形状をJ型にしてドリルに近づけています。
本当は自在ホースがあればいいのですが、このサイズでは見つかりませんでしたのでとりあえず。
ノブ + 六角ボルト + 鬼目ナットの組み合わせで任意の位置で固定できるようにしてあります。
これで穴あけ作業が快適になり楽しくなりました。
もっと早く作ればよかった。
マキタの集塵機は、ボール盤のほかに、ビスケットジョインターや、
下の写真にあるトリマーでも使用でき、重宝しています。
その後、改良しました ↓
ブログ記事 2021.6.13「ボール盤の集塵 その後」
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