サイプレス

鬱病になり不安定な毎日。今は宝塚熱が再燃して、これがいい処方箋になっています。

今回の女子フィギュアをみてビットを思い出す

2010年02月28日 | つぶやき
84年サラエボ・88年カルガリーと女子フィギュアの金メダルに
輝いたカタリナ・ビット。

84年のサラエボ

88年のカルメンは特に印象深くて今だにあの雰囲気を思い出す私。

88年カルガリーオリンピック
この後、ビットといえばカルメンと言われるほど、カルメンのイメージが
強烈で引退後のアイスショーもカルメンが多かったようだ。
これは、日本でも放送されたような記憶がある。

94年のリレハンメルで再び出場して、当時紛争により悲しいニュースが
絶えなかったサラエボに対して「花はどこへいった」を踊った。

94年のリレハンメル

彼女は、東ドイツの出身で、80年最強のフィギュアスケーターだった。
そこへもってきて、美しい!!
本当に美しかった。

国家の威信をかけて、出場した84年・88年と違って、一度引退した
彼女が再び競技のリンクに戻ってくることにすごくびっくりした。
この時は、さすがにメダル・・・ではなかったが入賞は果たした。
それより、何よりこのスケーティングでオリンピックが持っている
平和の祭典という極めて根本的な意味を感じたもので、
この演技をみていて涙したのを思い出す。

戦争状態の持つ悲しさだけでなく、彼女自身も東ドイツ時代に
シュタージュへの協力をせざるを得なかった・・・色んなことを
踏まえての演技だったのだと最近改めて知った。

真央ちゃんを写してくれるのもいいけれど、あの時代NHK杯によく出場していたから
NHKは沢山フィルムを持っているだろう・・・・。
再編集して流して欲しいな。

あの演技を今、もう一度見てみたいと、ここ数日とみに切望するようになった。

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