去年の夏ごろから、増量した安定剤が効いたのか、
それまでよりは、格段に安定してきた私。
でも、それが、私に気の緩みをもたらしてしていた。
双極性にとって、一番怖いのは、リズムが狂うことと、
調子がいいときには、疲れていることが判りにくくなるので、
とことん疲れてしまうと、もうどうしようもないほど、
動けなくなってしまうこと。
ずっと、気をつけて生活をしていたが、半年を上手く過ごせたことで、
自信がついていたことも確かだった。
3月半ばからの繁忙期、人事の異動などが相次ぎ、
事前に、「過ごし方には要注意だ」と、思っていたにも関わらず、
関わらずだ、目の前の仕事に追われているうちに、
自分が疲れていることを後回しにしてしまった。
普通にこんなことは、日常的に誰にでもあること。
にもかかわらず、私には、これが一番大敵。
月曜日は、「もう逃げ出したい」と、Drの前で号泣。
Drは、冷静に「そこまで追い詰められるほど頑張ったんだから、
休むことが大事ですよ」と言われ、半ば納得したようなしなかったような・・・・
気分で始まった。
よくよく頭では、判っていたけれど、襲ってくる仕事に疲れていることも実感していたにも
関わらず、「やらないと皆に迷惑をかける・・・」という気持ちを優先し、
自分のペースを守ることが出来ずに、この一週間は、
動くことが出来ず撃沈。
結局、大きく皆に迷惑をかえってかけてしまうことになった。
でも、少しづつ回復してきて、何とかまた歩き出せそうな気がしてきた。
少し、病気を忘れかけていたと言うか、横においてしまったことに、
反省しつつ、それでも、「これだけ頑張ることも出来るんだ」と言う、
プラスを考えるようにして、それでいて、自分のペースを守る難しさを
改めて実感した一週間でした。