最近は、宝塚へ行かねば体調が悪い・・・・程でございます。
禁断症状が現れると、もう手のつけようがありません。(周囲が)
で、先日見た花組さんを今日も観劇。
前回、眠かったお芝居。
今日は、明日海(あすみ) りおを中心に観てみました。
幕開きの小芝居に、前回全く気がつかなかった私。
井戸の水を汲み上げるような仕草の場面で、花道のせりが下がって、井戸のように見えることに
ミョ~に感動。(感動ポイントがずれてますね~。)
貴族のお屋敷で働いていた彼が、ルソーの思想に影響を受けてジャコバン党で、
いわゆる恐怖政治の担い手となっていくけれど、どこかしら
そのあり方に疑問を持ち始める・・・・。
どこか、理想を求めつつも、現実にも薄々気がついているような
そんな青年・・・でした。
彼女が、花組に組替えしてから、ひんぱんに私の脳裏によぎるもの。
昔よく言われていた、「ショーの花組」「芝居の月組」と言う言葉。
花組の中で見る彼女には、この言葉を思い出させてくれる力があるようです。
今日は、途中意識が飛ぶこともなく(笑)、植田 景子先生の世界を楽しみました。
でも、やっぱり宝塚といえば私にとっては、ショーでございます。
ほんと、幕開きの男役さんの格好良さにはやられます。(笑)
「あ~~日本の女子に生まれてよかった~。幸せだ~~」と、
改めて思う瞬間でございます。
ショーは、トップの蘭寿はモチロンはしっかり見ていましたが、
望海 風斗(のぞみ ふうと)が、えらく私の視界に入ってきました。
なんかよく判らないですけど、すごいパワーが客席に放たれてました。
前回の「オーシャンズ11」で、殻を破った感のある彼女。
「マスカレード」の歌が、前回よりもドラマチックになっていて、
こんなに歌える人久しぶりかも~~と、感動いたしました。
ほんと、彼女が歌いだすだけで客席の空気が変わるので、
貴重な存在だと、再認識いたしました。
まあ、なんだかんだと言ってますが、要するに楽しかった!!です。
前回見たときには、近くに座っていた若い女性たちが、
初めての大劇場で(それまでは全国ツアーでみていたそうで)、
いわゆる『本物』をみて、あまりの格好良さに
「格好いい~~」と泣いている姿に出会いましたが、
ほんと、この格好良さは、是非皆さんの目で確認していただきたいほどでございます。
で、以前撮ったのにアップし忘れていた写真を。
「花の道」にあるオスカル・アンドレ像の周りに、フランスで開発された新品種のバラ。
「ベルサイユのばら」でございます。