サイプレス

鬱病になり不安定な毎日。今は宝塚熱が再燃して、これがいい処方箋になっています。

愛・アムール

2013年10月20日 | 映画


今日は、「愛・アムール」というフランス映画を鑑賞。

妻に介護が必要となり、献身的に介護する夫。

介護すればするほど、周りとの亀裂と言うか、自分たちの世界に

入っていく・・・・そして、悲しい結末をむかえるという、

なかなかハードな内容の映画。

もはや、映画と言うよりは、「現実」にしか見えない。


看護士を頼んでも、妻が嫌がることは、自分も又嫌なことなので、

どんどん自分たちの世界に入っていく夫。

どこの国でも、当たり前だけどある問題なんだな~と、実感。



ここの映画館は、二本立てが基本なので、

イギリス映画でダスティン・ホフマン監督の「カルテット」。

なんだかんだと言いながらも、こちらの高齢者は、

夢があり希望がある人たちでした。(笑)

二本立てで、当然お腹がすくので、おにぎり持参です。(笑)

今日は、しその塩づけでくるんでみました。





今年も篠山!!

2013年10月20日 | 美味しい物


例年行事の篠山買出し。

三連休中に行ってきました。

高速無料化以降、渋滞になる時間が早く長くなってきているので、

早朝に出発。

9時前には、高速の篠山口に到着しましたが、その時すでに500メートル

ほどの出口渋滞。

買い物をさっさと済まして、神戸へと再び1時間くらいして

高速に乗ったら対向車線は、3キロくらいの出口渋滞!!

「あ~早く家を出てよかった!!」と、思った私。

早起きは、三文の徳?!



そして、今年も相変わらず「栗の渋皮煮」を作りました。

3日ほど、灰汁をトリトリしまして、金曜日に会社で皆と一緒に楽しみました。




京都のおみやげ・・・・

2013年10月19日 | 美味しい物
めったに、京都へ行くこともないので、南座近辺で

お買い物。

京都の和菓子を少しづつ買い求めてきました。



南座前の十六五の「いも納豆」。

甘すぎず、いもの味が楽しめます。

これは、又買い!!です。(笑)



聖護院の八橋の餅。

餡なしの餅だけが好きな私。これは、京都へ行ったときの必須です。(笑)



永楽堂のおひがし。

まあ、味は和三盆で作られた、あの「おひがし」です。

ただ、ハロウィンバージョンなのが、面白かったので・・・。

京都らしい伝統と、新しいものの出会いかな?



アマテラス(続き)

2013年10月14日 | 宝塚・エンタメ
玉さまのことを、書いたものを読んでいて、「美しさ」ばかり書いていた・・・。

スサノオに対して、アマテラスが諭したりする場面の玉 さまの

慈愛に溢れる感じや、落胆する様が繊細で気持ちが伝わってくる・・・というのは、

こういうことなんだな。

言葉にするだけが、伝えることではないんだな~と、しみじみ。

ちょっとした視線の動きや、指先の動きが加わることで、

よりその表現が深まるんだな~~と本当に感動するばかり。

で、鼓童は以前から観てみたいと思っていたので、こちらも楽しみでした。

太鼓から出てくる空気を震えさせる振動が、体の奥まで染み込んできて、

音と共に体で感じる。

それだけでなく、その時々の表現がイロイロあって、

こんな表し方もあるんだ!!と、教えてもらいました。

フォーメーションや、姿勢までもが統一されたハーモニー。

集団の強さと、個人の強さが、調和している・・・・、

普段からすごく厳しいお稽古をしているんだろうな~~。


で、アメノウズメを演じた 愛音 羽麗(あいね はれい)。

彼女は、去年宝塚を卒業した、花組の男役。

女性らしい顔立ちで、男役だったけれど、女役も似合っていた人。

宝塚の生徒の中では、日本物が似合う男役・・・というイメージがあった。

今回は、退団後初めての舞台。

今回の振り付けをしたKAZUMI-BOYとは、劇団在団中にも

良く仕事をしていたせいか、アメノウズメの踊りは、ポイントがはまっているのか

いきいきしていた。

そして、やっぱり男役さんっぽさが残るアメノウズメでした。

でも、そこがこの舞台では必要なことのような気がする。



まっ!!決め決めの所で、花組っぽさを感じさせる体や腕の角度が出るのは

個人的にはちょっとツボでした。(笑)










京都南座 「アマテラス」

2013年10月14日 | 宝塚・エンタメ


「あ~~お会いしたい!!」(観劇でですが)と、思っていた玉三郎 さま。

今年、初演で大好評だった「アマテラス」をする、と知ったとき、

前回は、体調が悪くて京都まで行くことが難しい・・・・ような状態だったので

(宝塚は、ドタキャンしつつも行けていたんだけど)諦めていた演目。

もうこれは観るしかないでしょ!!と、いうことでお出かけ。




今回の公演は、玉三郎自身の演出によるもの。

今年は、伊勢神宮の遷宮の年だけど、その時にこの「アマテラス」はぴったり。

舞踊と、鼓童によるせりふのない舞台。(ショー・踊り好きな私には、やっぱり外せない。)

でも、お話はよく知っているアマテラスが乱暴なスサノオを鎮めることが出来ないと、

天岩戸へ隠れてしまったため、世界から光が失われて闇に包まれる。

困った、神々が岩戸の前で宴をはじめ、とうとうアマテラスが岩戸から出てくる・・・

なので、観ているほうもストレートに楽しめる。

鼓童のパフォーマンスと玉さまのコラボ。

ほんと、すごい!!の一言です。

そして、玉さまの顔かたちの美しさだけでなく、所作の美しさに息を飲む。

バレエも、お稽古していたという 玉 さま。

普段の着物とは違うので、腕のしなやかな動きが、まるで骨が入っていないかのような美しさ。

白鳥の湖を連想させる。

そして、後姿の美しさ。

歩いているときも、すべるように歩いている。

もう、どこをどうとっても、美しすぎる!!

人間国宝になってから、初めて見た 玉 さま。

これから、一つ一つの演目を、出来うる限り観たい!!

いつものことですが、3階の席で観た私。

舞台でのフォーメションの美しさが、より判っていい席でした。

(決して負け惜しみではありません。)

そんな美しさと、演出効果とあいまって、何度も鳥肌が立つほど感動いたしました。

ちょっとした小旅行のようなお出かけでしたが、

この公演を観ることができてホント、とても良かったです。

ありがとうございます・・・そんな気持ちになりました。