サイプレス

鬱病になり不安定な毎日。今は宝塚熱が再燃して、これがいい処方箋になっています。

トヨタがこければ日本がこける・・・・

2010年01月31日 | つぶやき
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=0130&f=business_0130_022.shtml

アメリカ・中国と拡大していたリコール問題。
フランスにも拡大して、大変なことになりそうだ。

日本製の車は明らかに車の顔だ。
日本の首相がわからなくても、日本車の判別がつく外国の人は
多いだろう。(笑)

色んなメーカーがこの狭い国でひしめきあっているけれど、
トヨタは、とても日本でも多く走っているし、海外でもトヨタはよく見る。
10年ほど前会った上海の人は、お金を貯めて「トヨタ」を買うのが目標と
言っていたのを思い出した。
ちょっと、誇らしくて嬉しかったのを思い出す。

そのトヨタが、大規模なリコール。
おまけに、今日のニュースでは2007年に事実は把握していた・・・という、
ニュースが流れたし、フランスのプジョーが一部の工場で部品を共有していたという
ことで、ますますトヨタは大変なことになっている。

アメリカのGMはトヨタからの乗り換えに、キャッシュバックをつけたし、
ここでの対応を誤ればトヨタはあっというまに、落ちてしまう。
消費者は、敏感だからだ。

2月の10日に公聴会が行われるようだが、それまでにしっかり資料を
用意して、アメリカの人を初め、皆を安心させて欲しい。
そして、しっかり対応して欲しいな。

トヨタは、一企業だけど、ここがこければ中部地域の地盤沈下は避けられない。
こうなると、企業だけの問題でもないような気もする私。

直嶋経済産業大臣は、トヨタの出身だからと言うわけでもないが(反対にそれ故に
行動しづらいかも?だが)、まあ、何にも出来なくても、「日本政府として
誠心誠意対応する」(と極端に言えば、)「アメリカと中国に飛べば?」と
テレビを見ながらつぶやいてみる私。
なにかあれば、出向いてまずは謝るだろう・・・・と思うのだけど。

国会にいなきゃいけないんだろうか・・・。

須磨海岸にある在原行平の歌碑

2010年01月31日 | つぶやき


「わくらばにとふ人あらばすまの浦に もしほたれつつわぶとこたへよ」
誰かに私はどうしていますかと聞かれたら、須磨の浦の藻塩から滴り落ちる涙を流していますと答えてください・・・でしょうか。

「立ち別れいなばの山の峰に生ふる まつとし聞かば今帰り来む」
こちらは、小倉百人一首でも有名ですね。

在原行平は伊勢物語で有名な在原業平の兄。
優秀な官吏だったようだが、なにかの咎で須磨に蟄居を命じられたらしい。
子供の頃は、須磨寺が近かったこともあって、この人にまつわるものも
お寺の人がよくお話をしてくれた。

行平が須磨の海岸で流れ着いた木材に糸を張ってくつったのが「一弦琴」と
言われていて、都を懐かしんで爪弾いていたという。
で、通っていた小学校では、この「一弦琴」を少し習う授業があった。
子供心にも、他の琴と違って寂しい感じがする音色だった。
この琴は、今でも須磨寺を中心にお稽古されている。

行平の須磨時代の恋物語が謡曲「松風」の元ネタらしい。
地元の娘松風・村雨の姉妹との恋物語で、都に帰る行平と別れる悲恋物語。
この話は、源氏物語にも影響しているとも言われています。

で、歌碑は行平が詠んだもので須磨が入っているものと、もう一つは
因幡に行く時に詠まれたのでは・・・とも言われていますが、
謡曲「松風」の中で、効果的に使われている下りで、この歌を聞くと
須磨を連想する私です。

こんな関係もあって、須磨で能が上演されたりする時の演目は、
「松風」が多いような気がします。
全く無かった話かも知れないけれど、観阿弥・世阿弥によってドラマチックに
変化した「松風」。
ご覧になれる機会があれば、ご観劇くださいね。
能は、確かに眠くなるけれど、ちょっと予習しておけば充分楽しめます。
演目によっては、学生はかなりお安く楽しめるので如何でしょうか?


で、今日の私は、日頃歩き出した!!と言っても、舗装された道路ばっかりだったので
昨日の砂浜が足にかる~くきてます。(笑)
砂浜の沈み込みは、足腰を鍛えるのにやっぱりよさそうです。

うららかな日差しに誘われて・・・

2010年01月30日 | つぶやき


今日は、お天気もいいしお掃除日和。
なんだかんだとせっせとお掃除。

あ~~それにしても、なんでこんなにゴミが出てくるんだ!!(笑)

お昼からは、JRの須磨駅から鷹取駅までお散歩。

須磨は、関西では有名な海水浴のスポットでシーズン中は80万人は訪れるという
スポットですが、今の季節はそんなこともなく、ひっそりと落ち着いた海岸。
東西に約1.8キロの海岸を今日はぶらぶら写真を撮りながら、
そして、気持ちのいい波の音に癒されながらお散歩するのは楽しいです。

須磨は、源氏物語、平家物語にも出てくるし、それだけではなく和歌・俳句にも
詠まれているので、文学散歩もできます。

平家物語が好きな人は、義経側から見ても面白いし、平家側から見ても楽しめるスポットが
満載!!(笑)

子供の頃から、何度となく聞かされた松風・村雨のお話、源氏物語の光源氏、平家物語の敦盛のお話・・・・。
今になると街を歩いているとそれだけで楽しいです。

今年も冬の須磨海岸を・・・・。

2009年の須磨・須磨寺付近を。


※写真は、須磨海岸にある公園。テトラポットが置いてあります。
私が子供の頃から置いてあって、ここに登ってよく遊んでいた場所です。
小さい頃は、ここに登れたらエラク大変なことだったのに・・・・。
あ~~~。(笑)

ほっちらかしでした・・・・

2010年01月29日 | つぶやき
ほっちらかし・・・これは、関西弁なのでしょうか?
放置していた・・・ということです。

気をつけていたにも関わらず、震災関連で落ちていた私です。

でも、原因はわかっているし、そのことについて
泣いて泣いてして、なんとか今年の落ち込みからは脱してまいりました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
で、人間ドックに行って健康診断をしてまいりました。
今年の私の特筆すべきことは、なんと言っても減量!!(笑)
ちょこちょこ体重は測って、減量しているのを確認はしているものの
同じような季節に同じ条件で計るし後で、書類が送られてくるので
楽しさが倍増する・・・に違いない!!といそいそお出かけ。

でも、体重測定の前の血圧でがっくり。
毎度のことながら、朝一番の測定は低すぎる数字がでます。
上が100いかないと、ただでさえだるいのに、このお陰で朝が辛いのだと
実感させられます。
病気になる前は、同じ数字を聞いても朝がしんどいなんてことは無かったので、
低血圧で朝が苦手だという人の話を聞いてもピンとこなかったけれど、
最近の私は、「うつ」も朝が駄目だし、低血圧も朝が駄目のダブルパンチで
「あ~~」と這うような気分で起き上がることが多くなりました。

で、身長・体重・・・(笑)背は相変わらず高いですが(笑)、体重は
去年より22キロ減っておりました。
と言っても、病気になって抗うつ剤の影響で30キロも増えていたので、
元に戻すにはマダマダなんですが・・・・。
まあ、今のところ特に何もしないで毎月1~2キロのペースで減っているので、
ボチボチやっていきます。
もし体重が戻っても、スタイルは戻らないでしょうが・・・・。

今年の人間ドックは、再検査もなく無事終了。
これで、判ることは60%ほどだけど、何でも数字化したり、映像化したがる
私には、気が重いのにどこか楽しさも感じる・・・んですよね。
おかしい・・・と自分でも思っているんですけれど・・・。

日本製のBBクリーム

2010年01月20日 | コスメ
最近、お化粧をする日が増えてきたが、以前のようなお化粧ではない。(笑)

以前を思い出すと自分でも笑えるほど、手が込んでいて、
化粧水・乳液・下地・・・そこまでは、まあ普通かもしれない。
が、しかしそこからハイライト用のホワイトを入れたりコンシーラーを入れたりして
ファンデーションへたどり着き、それもエマルジョンタイプとパウダリーと
お粉・・・・と、まさに化粧品会社の思惑通り・・・・の手順だった。(笑)

そこから、色物系へと移るのだ。

でも、最近はまあ以前持っていた化粧品が駄目になってしまったのもあって、
あっさりしている。

病気がひどい間は、お化粧するのも面倒だったけれど、少し出かけられるように
なったときに見つけたのが、日本製のBBクリーム

若い頃は、雑誌に載っている海外ブランドを買ってみたりもしたけれど、
最近は、季候も水も違う場所のものを高いお金を出して買うこともないか・・と、
ほとんどが日本製。
おまけに、いわゆる百貨店で売っているような「制度化粧品」は
本当に買わなくなった。
いわゆる、ドラッグストアで何かないか物色するのが楽しい。
肌につけて重くないものが、今の私のお気に入り。

このBBクリームは、コストパフォーマンスがいいのと、
つけていて、肌が重くならないのでいい使用感。
もっと、いいのがあったら是非教えてくださいね。


今日は、心療内科通院日

2010年01月19日 | うつ病
今日も粛々と仕事をして、帰りに心療内科に寄る。

仕事帰りのこの時間帯は、病院は人で溢れている。
今日も行ったら、1時間以上は受診までかかりそうだった。
というか、いつも帰りに寄るとこれくらい待つのが普通なので、
近くの百貨店やお店をブラブラして時間をつぶしている。

当たり前だが、病気だから通院しているので待ち時間も結構辛い。
最近の私は無くなったけれど、不調の中にいる人は本当に辛そうだし、
帽子にサングラス、イヤホン・・・と、近づくなオーライッパイ。
でも、3~4年ほど前の私もこんな状態で、姿から近づくなオーラを
放ちまくっていた。

で、案の定1時間半近くたって、やっと順番がまわってきた。
それでも、私の後には10人近くの人が座って待っていたのだ。
本当に、辛くて生き辛い世の中なんだぁ~としみじみ毎度のように思う。

Drに、17日が怖くて仕方が無かったので、1週間ほど前からテレビも新聞も
見ずに、おまけに宝塚に逃げ込んで、現実逃避してきました・・・と、報告した。
情報を遮断して、あらかじめ判っている危険を回避したのは良かったですよと、
誉められた。
あわせて、昨日の新聞のコピーの一件を話した。
見てしまった後に動揺して、泣いてしまったことと、上司に動揺が激しいので
少し席を外したいと申し出て少し休憩室で、気持ちが収まるまで休んでいたことを
話したら、Drが、「そのことを上司に告げられたのは、とてもいい行動でしたね。
あなたは、確実によくなっていますよ」と、仰ってくださる。
と話をしていたら、もうそれだけで、又、涙があふれ出てくる。

本当に以前ほどの臨場感溢れるパニックは起こさなくなったけれど、
Drいわく、過去のキズ・・・ではなく、まだ現在進行形のキズなので
焦らずに、ゆっくり治していきましょう・・・ということを確認して帰ってきました。

でも、いつまでも逃げていてはいけない・・・とは、思ってはいるのだけど、
「震災」は、今の私にはどうしても受け入れがたくて難しいです。
でも、でも、いつかきっとあの頃の自分やあの情景をもう少し落ち着いた形で
思い出されるようになりたいなぁ~と、思っています。

フラッシュバックする

2010年01月18日 | うつ病
年末頃から、震災についての報道が増えてきて、この一週間は
意識的にテレビも新聞も見ない生活をしていた。

この季節になると、やはり私はまだ辛いのだ。

昨日、宝塚に逃げ込んだのは、宝塚も多大なる震災の被害を受けたが
私のPTSDの原因とはなっていないから、私には歩ける場所なのだ。
なので、病気になってからこの日を神戸で過ごすのが、
全く持って苦手になった私は神戸を離れようと試みるのだ。

そんな風に気をつけていたのに、今朝上司に必要な記事が掲載されている新聞を
コピーしてきて・・・と頼まれた。
しばらく新聞をみていなかったので、新聞に震災の記事が溢れていることを
忘れていた私は、すぐに新聞を調べて・・・と思って手に取ったら、
もうタイトルや写真だけで、涙があふれ出てきて、仕方が無かった。
周りにいた人は、皆がびっくりしていた。
以前ほど、その場にいたような臨場感伴う不安感はなくなったけれど、
その後しばらく放心状態。

街は、それなりに綺麗さを戻してきたけれど、人の心は中々癒されない。
普段、明るく笑っているのに、その笑顔の奥に何があるのか・・・・、
計り知れない。
このことを経験してから、本当にすごく壮絶な体験をした人の話を
聞いたときに、「大変でしたね」とか「辛かったですね」とか「忘れた方がいい」とか
「前を向いて」なんて、軽々しく言えなくなって、言葉がなくなってしまう私がいる。

ただ、そんな話をしているときは「聞いて欲しい」だけなのだということを知ったのだ。
「じっくり聞く」ということを心がけようと本当に思う。

最近読んだ聖書の一節で「喜ぶ人と共に喜び、泣く人と共に泣きなさい。」(ローマ信徒への手紙12.15)を見つけた。
どういう宗教的意味合いがあるのか私には不案内だけど、この一節は、そのまますることが
とても大事だと思う。
ともすれば、叱咤激励したりするけれど、人間順風満帆には進んでいかないので、
この共に喜び共に泣く・・・これが実は簡単そうに見えて難しい・・・・のだけど、
なんだかんだと言われるより、こうやってその気持ちを「分かち合うこと」が
少しでも出来たら、何だか、人ってちょっと救われるような気がする。

私には千秋楽(笑)

2010年01月17日 | 宝塚・エンタメ
昨日・今日と宝塚へまたまた出没。

初日を観られたのは嬉しいことだが、初日はこっちもどこを観ていいのか
イマイチだし、演じ手もバタバタしているので、その緊張感を楽しむのは
いいけれど、演目そのものを楽しむのは中日以降が好きだ。

昨日・今日と連続してしまったのは、まったく昨日のチケットは取れないだろうと
申し込んだら当たってしまった・・・というだけなのだ。
熱烈なファンの人が聞いたら怒るに違いない。

昨日は、サンケイリビングの貸しきり公演で、終演後トップのインタビューが
少し加わる。
司会は、関西ではよく知られた遥 洋子だ。
彼女も宝塚大好きな人だ。
世間では「女性が、虐げられている・・・」とか、自論を繰り広げているけれど、
実際は違うのかも知れない。

昨日の貸しきり公演の景品の中で客席が盛り上がったのは、春の月組の公演
「スカレーット・ピンパーネル」の座席券だった。
席がいいのと、この演目は2008年に星組が当時のトップ安蘭 けいで
初演したもので、宝塚にとっても安蘭 けいにとってもヒットした作品となった。
そして、当時二番手だった柚希が私には「化けた」と感じられた公演だった。

今度の月組の公演がどんな風なのか楽しみにしている。

で、都合3回観て一番感じたのは、お芝居の進め方が、組子が80人いるとは思えない所。
まあ、脚本が彼女だと聞いた時から予想はしていたが・・・・。
でも、話自体は今までの中では、すんなり共感できるのは、主人公が
自分の生きる道を探す点に絞ったところだとおもう。
この脚本家は、以前から感じていたのだけど「アダルトチルドレン」というか、
「モラトリアム」を書くのが好きらしい。
なので、この点に絞ったのはよかったんじゃないかな~。


ショーも、実は演出家を聞いたとき、以前観た2007年の「レビューオルキス」が
頭をよぎったし、おまけにボレロとアフリカをテーマに・・・・なんて
解説を読んだら、もう私の想像を超えているので、多分寝ちゃう・・・と思っていた。(笑)

でも、こちらは大劇場でのショーは柚希がトップになってから初めてのものなので、
どんな風に踊るかみたい!!という私の欲求のおかげで、まあボレロを
はじめ何箇所かいい場面があったし、前のショーより私には入りやすかった。(笑)
ただし、衣装の趣味は私好みではないけれど・・・・・。(笑)

途中、中堅・若手の男役のやっていることに「あんたらえらいなぁ~」と、
知り合いのおばちゃんなら声をかけて、誉めてあげたくなるような場面もあった。

そういう意味では、本当に彼女達って皆偉いわぁ~。

にしても、お芝居の歌は本当にいいのだけど、ショーの主題歌がある意味
強烈過ぎて3回とも帰りはショーの歌が頭をグルグル。(爆)

そんなこんなで、私の観劇は今日で終了。
明日から粛々と生活いたしまする。

寒い~~

2010年01月14日 | つぶやき
この冬一番の冷え込みだとテレビで言っている。

あ~~おうちでヌクヌクしていたい・・・と、思いつつ出勤。
昨日は、昼の日中から六甲山の南側も小雪がちらついているような
お天気で、ちょっとブルーだったけれど、今日は寒い割には
雪はちらつかなかった。

神戸の東側は、瀬戸内気候だというのに、六甲山からの
「六甲おろし」のおかげで、とても寒いし、小雪がちらつくことが多い。

朝なんて電車に乗っていて、三宮から東へ走りだした途端、
それまで小雨だったものが、小雪がちらついているなんてことは
結構あって、びびってしまう。

それでも、寒くても今日はすっきりと爽やかに晴れていたので
職場から眺める六甲山系は美しかったです。

初日の様子・・・

2010年01月13日 | 宝塚・エンタメ
宝塚星組公演の初日の様子が動画にアップされた。

ハプスブルクの宝剣・BOLERO

お芝居の主題歌は、ミュージカル「エリザーベート」・「モーツァルト」・「レベッカ」を
手がけたシルヴェスター・リーヴァイ氏。
この発表を聞いたときトップの柚希が「エリザベート」をしたいとかねがね言っていたので、
嬉しいだろうな~と思った。
いい歌だと聴いて思ったけれど、その後のショーの歌が耳について離れなくなったので、
帰りはそっちのメロディーが頭の中をぐるぐる。(笑)

動画の中の5分頃のボレロの場面は、ここでは触りだけだけど
私は好きな場面実は数分間柚希は踊りっぱなし。
一人で踊り始めて、群舞で終わるのだけど、すごいと思ったのと、
こんなに踊るなんて訓練を積んでいるけれど、しんどいだろうな~ということ。

振り付けは、若干モーリス・ベジャール風。(笑)
ダンスを得意とする柚希にはいい見せ場だと思う。

で、あわせて柚希と二番手の凰稀 かなめの素顔の動画もアップされていたので
興味のある方はどうぞ。
星の王子たちと語る

舞台化粧の濃さを試してみたい人はこちらを。(笑)
舞台レポート