サイプレス

鬱病になり不安定な毎日。今は宝塚熱が再燃して、これがいい処方箋になっています。

アイスランドの火山噴火

2010年04月19日 | つぶやき
アイスランドの火山噴火の影響は、ちっとも収まらない。

飛行機が飛ばない・・・のは、今の時代には致命的だ。
便利で、世界が小さくなったと言われている分影響も大きい。
仕事や旅行だけでなく、日本への必要な薬などの輸送がすでに
難しくなっている・・・と、ニュースで言っている。

いやはや、なんとも世界が小さくなるって大変だなぁ~と、
思っていたら、昔もそうだったらしい。

1700年代の大噴火の折には、死者や肺機能低下による死者を
ヨーロッパ各地で呼んだといわれている。

この当時の噴火によって、ヨーロッパは数年にわたる飢饉が続き
フランスでは、フランス革命の引き金となったと言われている火山の噴火なのだ。
あの農民が「パンをよこせ」と宮殿に一揆をしたら、
アントワネットが「パンがなければ、お菓子を食べればいいのに・・・」
と、言ったという飢饉の原因はこの辺りの火山の噴火によって、
大量に火山灰が降り、太陽が隠れてのことだったらしい。

日本でも、影響はあるといわれていて、浅間山の噴火とこの噴火の影響によって
天明の大飢饉がおこったとも言われている、実は日本とも縁があるかもしれない
火山なのだ。

世界が狭くなった・・・と、思うのは人間だけで、実は地球はある意味
小さいのかもしれない・・・と、思う出来事。
それにしても、今回の噴火で、富士山噴火・・・・なんてことはないでしょうね・・・。
ちょっと、心配になってきました。

※78年におこったヴェスピオ火山のことが克明に判るのは、
大プリニウス(甥も同じ名前なのでこちらは小プリニウス)が、
命をかけて従者が引きとめるのも聞かずにポンペイで詳細に
街の様子や太陽がどれくらい見えないかを記録して残したからなのだけど、
彼の記録の中で日も射さずに息苦しい・・・というのは、きっと
今のアイスランド人の身に起こっていること。
きっと、気管支などに大きなダメージを受けている人がいるだろうな・・・。
でも、今の状態だとその詳細も入ってこない。
きっと、身をまるめて潜めているしかないんだろうな・・・。
いつになったら、噴火は収まるんだろう。

スーパーからもやしが・・・・

2010年04月18日 | つぶやき
今年の異常な気象のおかげで野菜が高騰している。

スーパーの野菜の安売りのちらしが入っていたら朝からスーパーは
行列が出来ていたほどだった。

きゃ~~と、思いながらかきわけてお買い物する。

それにしても、野菜が高騰すると必ず売り切れてなくなる野菜がある。
仕事の帰りにちょっと買い足そうとスーパーに寄るとその時間には
すでにない・・・という野菜・・・それは「もやし」。

どんなに他の野菜が高騰しようとも、いつも安定供給される「もやし」
とってもありがたい存在だけど、実はこの「もやし」・・・緑豆から作られるが、
中国でこの緑豆の生産が少なくなってきている。
もっと、高価に売れる野菜へと中国の野菜農家が転換しているからだ。
今は、安定供給で家計のお助け野菜の「もやし」だけど、将来、高価な
野菜へと変貌するかもしれない・・・。



映画 NINE

2010年04月17日 | 映画
封切られて、そろそろ一ヶ月。
早く観にいかなきゃ・・・と、思っていた映画「NINE」に行って参りました。

イタリアの巨匠フェディリコ・フェリーニの映画「8 1/2」元に
ブロードウェイでミュージカル化したものが、大ヒットした。
日本でも、日本版で上演されていたけれど、主役の男性が「監督」のイメージと
私には思えなかったので観ていない。
でも、気になっていたのだ。

で、肝心の映画ですが大きなストーリーを求めると退屈に感じられると思う。
いい意味でのヨーロッパ的な曖昧さが出ている作品なので、反対に
このストーリーがブロードウェイで受け入れられたことの方が私にとっては驚き。

出演者の豪華さばかりに目が行く映画だけど、音楽もいいしダンスシーンもいい。
本当にこんな舞台が観てみたい!!(笑)
と、思わせてくれるような映画です。
映画ファン・・・というより、舞台が好きなにはお勧め。

イタリアの景色もふんだんに楽しめてイタリア好きの人にもいいかも?

出演者は、豪華すぎてなんとも言えないけれど、ソフィア・ローレンの大物感と
ジュディ・ディンチのお芝居は出演シーンは僅かなのに記憶に残ります。

JR須磨駅北のコペンハーゲン

2010年04月17日 | 美味しい物


休日にお天気がいいと嬉しくなる。
早起きして、掃除洗濯を済ませて、最近お天気なら恒例の須磨海岸へのお散歩。
でも、寒かったし風が強くて穏やかな瀬戸内海ではなく、ただただ風の音のみが
する・・・。(笑)

こんな日は、ウィンドウサーフィンにはもってこいのようで、見たことがないほどの
スピードで海上を滑っていた。
あ~~気持ち良さそう!!

で、久しぶりに駅の北側に出てみたら、とっても目立つデンマークの国旗を発見。
近寄ってみると、ホットドック屋さんだという。
デンマークでは、100年くらい前からホットドックが食べられていて、
この食べ物は、うちの国が発祥だ!!とまで思っているほどの、人気の
ファストフードなのだと言う。
メニューの写真でみたことが無いタイプのホットドックだったので、ふらふらと
入る私。

私が今日オーダーしたのは、「イナバ」というホットドック。
どういうわけだか、B’Zの稲葉さんの写真や家族の写真が北欧チックな店内に
所狭しと飾られているし、テレビでミュージックビデオをガンガン流している。
今度行った時、理由を聞いてみよう!!




デンマークから輸入しているソーセージがこのお店の売り。
トッピングは、ピクルスとコーンフレーク。
ピリッとそしてピクルスのお陰ですっきり食べられるのと、食感の違いが面白い。




もう一つのオーダーは、レモンのババロア。
これは、すっきり美味しくめちゃお気に入りになっちゃいました。



オーナーは、ハンセンさんと言うデンマークはコペンハーゲン出身の方です。
もちろん、日本語はお上手です。

コペンハーゲンといえば、チボリ公園と人魚姫の像しか記憶にない私。(笑)
で、人魚姫の話をしたら「今は無いよ」とのこと。
「え???」
上海万博のために上海に出張中なんだそうです。
これから、コペンに行かれる方、ご注意を!!
おまけに、このエイプリルフールには、その像の場所に上半身骸骨の
人魚姫が出現したそうで、なんともはやこんなことを楽しんでしまうのが
あちらのお国らしい・・・。

持ち帰りも出来ますので、お近くにお越しのさいは一度食べてみてくださいね。


こまめな人々

2010年04月15日 | 音楽
先日の佐渡さんの指揮を見ていて、指揮者って本当に違うなぁ~と、
しみじみ。

お正月のウィーンフィルは同じ曲が入っていることも多いし、
楽団も一緒なので、ある意味違いが出て面白い。
ただ、苦手な人はどうやっても苦手なので、そういったときは
すぐにチャンネルを変えてしまう。
私にとっては、ラデツキーまでたどり着けたらすごい!!
途中でだるくなることもあるからだ。
というより、ほとんどたどり着けない。(笑)

そういや、昔1数年前にイタリアのメチャナルシストの
オトコマエな指揮者がいたなぁ~と、動画めぐり。
リッカルド・ムーティーだと判ったけれど、今は昔、単なるおっさんと化していた。
彼は、自前のお抱え写真家に写真を撮らせて、写真集を出したほどのナルちゃんぶり。

で、そんなこんなで見つけたのが、この動画。
本当は、指揮ぶりが面白いのだけど、音だけでもテンポや、
楽団の持つ雰囲気が伝わってくるので面白いです。

この動画をみつけました

個人的には、パパイヤ鈴木氏が踊るこちらが好きですが・・・。
クラッシックで踊る。

鬘が入るバックって・・・・。(笑)

2010年04月14日 | つぶやき
宝塚とテレビ朝日のコラボーレーションバックなるものが
今年から発売されているらしい。
私自身は、現物を見たことがないけれど・・・。

このHPで、ちょっと笑ってしまったのは、「靴」はいいとして、
「鬘」を持ち歩く人がこの世の中に何人いるんだろう・・・。
こんなアピールはあり!!なんだろうか?

まあ、その辺りを見越しての受注生産なんだろうが、こんなものを
こんな風に売ってしまえる所がある意味宝塚的。

「大きなカバンだから旅行用!!」では、きっと駄目なのだ。

今度、宝塚に行ったらじっくり観察してみよう!!
また、観劇の楽しみが増えた!!ぜぃ!!

ポーランド大統領の飛行機が・・・

2010年04月11日 | つぶやき
今朝の新聞をみて、びっくりした。
ポーランドの政府専用機が墜落した・・・とのこと。

それも、「カティンの森」での追悼式典への出席するために
出かけてスモレンスク空港近くに墜落し、97人が死亡という記事だった。

政府専用機が、墜落って・・・無いことじゃないけれど、
ポーランドじゃツポレフやん・・・。
ソビエトの飛行機で、旅行好きなメンバーの間ではちょっと話題に
のぼる代物だ。
で、最後にとどめに来る言葉は「ツポレフだし、ソビエト製だし・・・」
という、ちょっと出会いたくない飛行機だ。

でも、あの辺りじゃツポレフは普通だしな・・・。
ツポレフは、事故が多いし、このニュースをみたとき絶対ツポレフの
せいだと思ったら、操縦ミスって・・・。
大統領乗せている機長が、操縦ミス・・・・これは謎だ。

こんな事故があったら、慰霊碑に眠る亡くなった捕虜達も
びっくりしてしまう。
悲しみに悲しみが増してしまう。
きっと、ポーランドは真っ暗な状態で過ごしているんだろうな・・・。

それにしても、式典一つに日程が二つ・・・これも、この事件の
複雑さと、地理的・政治的複雑さを感じるな・・・・。


初演の坂本龍一の箏とオーケストラのための協奏曲

2010年04月11日 | つぶやき


昨日は、友人と西宮にある「兵庫県立芸術文化センター」へ。



坂本 龍一作曲の協奏曲の世界初お披露目(大げさ?)で、
指揮者は佐渡 裕氏。

もうこれは行くしかないっしょ!!



この劇場は気になっていたし、やっている演目も心惹かれるものが
多いのだけど、中々行けないでいた場所。
とてもいい劇場。
見やすいし、オーケストラ用のいいホールだ。
こんなホールが身近にあるのに、利用しないのはもったいないと、
ひとしきり反省。

で、音楽ですが冬から始まり秋で終わる四季をイメージしたもので、
冬は、停止している感じで少し重苦しい始まり。

でも、春は水の湧き出るような音が入っていて芽吹いて
活動的になる雰囲気。
夏は、もっと熱い感じ。

秋は、死を感じさせながらも再生へつながる・・・・仏教的な
輪廻転生のイメージ。

「教授」の音楽だなぁ~と感じる音なんだなぁ~と思ったけれど、
音楽で初演を観るのは初めての経験で、おまけにちょっと前衛的な
現代音楽は、かなりのチャレンジです。(笑)

宝塚の初演のお芝居は、ここが見所なんだぁ~と、予定調和な
ところがあるけれど、このコンサートはある意味難解。(笑)

教授の音楽を聴きに行ったのに、ロシアのグバイドゥーナ作曲の
「樹影にて」が良かったです。
私は、彼女のことは知らなかったのですが、有名な現代音楽の
作曲家でソビエト時代は、国家に反逆的な音楽も作ったりして
いたのを、ショスタコービッチが「自分の弟子の中で一番優秀」と、
言って保護した人らしいです。
その彼女が、初めて海外に出たの先は日本の「神戸」
ある日、政府から人がやって来て何も告げられず飛行機に乗せられたそうです。
その時は、シベリヤに送られるのだと覚悟したんだそうで、
神戸に着いたとき、「とても安心した」のだそう。

で、ソビエトがなくなり彼女は海外へと活躍の場を広げているのだそう。
この音楽は、とてもドラマチックでした。
あの日本のお箏がこんな風になるなんて・・・と言う感じです。

休憩を挟んで、バレエ音楽「ロミオとジュリエット」。
まあ、これはフィギアでも使われたし、「のだめ」でも使われているので、
耳なじみが良くてある意味ホッといたしました。(笑)

それにしても、一番の収穫は「佐渡 裕」さんのダンディぶり。
めちゃ格好よかったです。
この劇場の監督なので、幸せなことに彼が指揮のコンサートが
多いので、これはここにも通わないと・・・・と密かに誓いました。

で、実は最近行われた熊川 哲也の「海賊」を観たいなぁ~と、
思いながらも、調子の悪さにチケットを買わないで良かった~~と、
ほっとしていた私。
そのことを友人に言ったら一緒に行った友人は「海賊」を観てきたそうで、
めちゃよかったそうです。
そんなことを聞いたらメチャメチャ残念感がいっぱい募るよぉ~~~。(笑)
熊川 哲也は、本当にすごいのでチャンスがあれば、お見逃しなく。