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この演目が発表になったときの第一声は「ありえない!!」(笑)
なんでも、再演希望が多いから・・・との理由らしいが
劇場で「お客様アンケート」をとられたことなぞ一度も無い私。
(ネットでは、たま~にアンケートをしているけれど、劇場には無いことに気がついて、
ここ半年かそこらだけど、劇場へ行くたびに探しているが、
お客様の声を聞く・・・どこのお店にでも、劇場にでもありそうなアンケート用紙も
記載台がどこにあるのかも判らない私。)
どうやって、劇団が再演希望を汲み取ってくれたのか不明だけど、
星組での再演が私には・・・・だった。
逡巡したのは、全く個人的な事で、日本初演の星組の梅田での公演の初日を観るチャンスがあった私。
あの熱い舞台からのエネルギーと客席の熱気は、本当に凄かった。
あのエネルギーと感動を味わった私は、その感動がどうなるのか・・・・と思うと怖いのだ。
(去年は、観劇してからの時間があいていたことと、演者が違うのでOKだった)
それでなくても、時間のたっていない再演を観ることは、私にとってはなかなかハード。
エリザベートで免疫がついたのか、スカピンも、オーシャンズも2年くらい間があくと
『まあ』大丈夫だった。
(オーシャンズは、個人的には花組が好きだけど)
何がハードかと言うと、初演の印象がどうしても強くなる。
これは、ある意味仕方が無い。真っ白な状態に初めてその世界が繰り広げられるので、
大きく感動してしまう。
でも、再演は違う。
その世界をすでに知ってしまっている。
現在、目の前に広がっている光景を素直に受け入れていない自分に気がつくことがある。
以前の誰かと比べていたりする。
舞台の上にいる子達は、自分らしさを加えて表現しようとしているはずなのに、
誰かと比べていたりする。
誰かと比べられるなんて、私自身も嫌なことだ。
でも、真っ白な状態でも観る事は出来ない・・・のも事実。
今回に関して言えば、タイトルロールの「ロミオとジュリエット」の演者が、
初演時と一緒なのも、私自身は経験したことがない。
ということを、星組の再演が決まったときから、うだうだ考えていた。
でも、イロイロ悩んだ末、まあ再演で演じる方が、もっとしんどいだろうな~~と思ったので、
結局行くことにした。(笑)
結局、「行くんなら悩まなくてもいいやん!!」みたいなどうでもいい話なんだけどね~。
行くとなったら、個人的には、乳母役の美城さんが、楽しみ・・・です。(笑)