サイプレス

鬱病になり不安定な毎日。今は宝塚熱が再燃して、これがいい処方箋になっています。

バカにつける薬はない

2013年07月29日 | 宝塚・エンタメ
「宝塚が100周年続けてくることができたのも、

マスコミの方々が温かく見守り続けてきてくれたおかげだと思いますし、

多くの方々がサポートして下さったからだと心より感謝申し上げます」




と、上記の発言をしたのは、宝塚歌劇団の現在の理事長 小林 公一氏。

7月22日の100周年の各組ラインナップ発表の席での、挨拶。

まあ、確かに目の前にいたのは、マスコミ各社だけど、はたして、

100年続いたのは、マスコミの皆さんのおかげなんだろうか?

ファンは、サポートした方々に含まれているのだろうが(もしかすると、含まれていないのかもしれない。

含まれていたと信じたいけれど・・・・)、一体、自分の会社は何をやっている会社なのかが、

全くこの人はわかっていないようにも感じるのは私だけなんだろうか?


それに引き換え、出席していた各組トップは、当たり前と言えば当たり前だけど、

ファンに対しての感謝の言葉を入れていた。

もう、のっけが、あまりにいけてない挨拶で始まったので、生徒の挨拶が

一層立派にみえるという・・・・。(笑)変な効果を生んでいた。

劇団の運営方針は、???がつくことが多くて、このことについて話し出したら

きりがないけれど、トップがこれってどうよ!!と思った一コマ。

生徒が、お稽古だけではなく、ファンとのつながりも大事にし、

観劇へとつなげようとしているのに、

あほなおっさんのお陰で、ため息しか出てこない。

どうせ大した経営手腕もなさそうだから(あれば、こんな基本的なミスはないだろう)、

いとこの松岡 修造が理事長になってくれてもいいよ!!

彼、男前だし、何か熱いし、言っていることが判らないこともあるけれど、

伝えたい気持ちがある・・・ということは良く感じる。(笑)

なにより、マイナスなおっさんよりいい。

まあ、個人的に修造氏の応援メッセージが、好き?なせいもあるけれど・・・・。(笑)

応援メッセージ





100周年前半のラインアップ

2013年07月22日 | 宝塚・エンタメ
《星組》

宝塚    1月 1日~2月 3日
東京    2月14日~3月29日

・ル・スペクタクル・ミュージカル
 『眠らない男 ―ナポレオン・愛と栄光の涯(はて)に―』
L’Homme sans sommeil: Napoleon ~Au-dela de l’Amour et de la Gloire
作・演出/小池修一郎
作曲/ジェラール・プレスギュルヴィック

宝塚歌劇100周年の記念すべき第一作は、「宝塚から世界へ発信するオリジナル作品」を目指した超大作ミュージカル。

作曲に『ロミオとジュリエット』のジェラール・プレスギュルヴィック氏を招き、小池修一郎との日仏コラボレーションでの創作となります。

フランスが生んだ最大のヒーロー、ナポレオン・ボナパルトの栄光に彩られた人生の軌跡を、

妻ジョセフィーヌとの愛と葛藤を中心に、切なくも激しい魅惑のメロディの数々に乗せて、壮大なスケールで描きます。



《花組》

宝塚    2月 7日~3月17日
東京    4月10日~5月11日


・ミュージカル
『ラスト・タイクーン ―ハリウッドの帝王、不滅の愛―』
~F・スコット・フィッツジェラルド作「ラスト・タイクーン」より~
脚本・演出/生田大和

20世紀のアメリカ文学の代表的な作家であるフィッツジェラルドが最後に取り組んだ未完の長編小説「ラスト・タイクーン」のミュージカル化。

1930年代のハリウッド映画界を舞台に、大物プロデューサーの栄光と挫折、そして女優であった亡き先妻と

瓜二つの未亡人とのロマンスを描いたミュージカルです。

尚、この公演は生田大和の宝塚大劇場デビュー作となります。

・メガステージ
『TAKARAZUKA ∞ 夢眩』
作・演出/齋藤吉正

これまで培われてきた宝塚独自のレビュー、ショーに、時代を反映した洒落たセンスを織り込み、

100周年以降のレビュー、ショーの新たな形式を提示する意欲的なステージ。

“眩しい夢”の数々が“無限”の可能性に満ちた100周年となるよう、願いを込めた舞台です。



《月組(100期生初舞台公演)》

宝塚    3月21日~4月28日
東京    5月16日~6月15日


・日本絵草紙
『宝塚をどり』
作・演出/植田紳爾

宝塚歌劇の日本物の伝統を踏まえながら、伝統の継承だけではなく、挑戦という姿勢をもって構成された作品です。

祝典舞踊、伝統芸能の原点でもある日本の民謡、

鏡獅子を題材にした新しい獅子と蝶の舞などで構成された日本物レビュー。

・プチ・ミュージカル・プレイ
『明日への指針 -センチュリー号の航海日誌-』
作・演出/石田昌也

1900年代初頭の禁酒法時代、ロンドンからニューヨークへ向かう貨客船「センチュリー号」を舞台に、

小説家志望の船の通信士と、若き人妻を中心に繰り広げられる祝祭劇。

グランド・レビュー
『TAKARAZUKA 花詩集100!!』
作・演出/藤井大介

レビューの王様と言われた演出家・白井鐡造が、帰朝みやげ作品として、1930年に『パリゼット』を手掛け、

その後、1933年に『花詩集』を発表。

ここから、現代の宝塚歌劇のレビュー、ショーが発展していきました。

100周年という記念すべき年に、『花詩集』を現代のアレンジで作り直し甦らせることによって、宝塚の原点を見つめなおし、

これからの更なる発展へとつなげる、新しい『花詩集』を目指した作品です。

また、振付スタッフのメンバーに、ブロードウェイで演出・振付の第一人者として活躍中の、ジェフ・カルフーン氏を招聘する予定です。



《宙組》

宝塚    5月 2日~6月 2日
東京    6月20日~7月27日


・宝塚グランドロマン
『ベルサイユのばら―オスカル編―』
~池田理代子原作「ベルサイユのばら」より~
脚本・演出/植田紳爾 演出/谷正純

1974年に初演され、社会現象を巻き起こした舞台『ベルサイユのばら』。

革命に揺れ動く18世紀のフランスを舞台に、熱く生き、哀しく散った二組の恋人たち。

オスカルとアンドレ、フェルゼンとマリー・アントワネットが繰り広げる舞台は、多くの人々に愛されてきました。

99周年には「オスカルとアンドレ編」「フェルゼン編」を上演し、99周年の宝塚歌劇を鮮やかに彩ると共に、観客動員数が450万人を越えるなど、

その歴史に新たな1ページを付け加えました。

それに続き、100周年を迎える今回は、「オスカル編」を上演。

また違った角度から描き出す「ベルサイユのばら」の世界をお楽しみ頂きます。



《雪組》


宝塚    6月 6日~7月14日
東京    8月 1日~8月31日



・宝塚傾奇絵巻
『一夢庵風流記 前田慶次』
~原作 隆慶一郎『一夢庵風流記』(新潮文庫刊)~
脚本・演出/大野拓史

隆慶一郎による同名小説の舞台化。

戦国時代末期、前田利家の甥にあたる慶次は、利家が北陸に封ぜられた当初は利家に仕えたものの、

出奔し、京へ向かう。そこで「傾奇者」として名を馳せた慶次が、

自由を求め豪放磊落に生きていく様を生き生きと描き出した作品です。

・グランド・レビュー
『My Dream TAKARAZUKA』
作・演出/中村一徳

100周年を迎える宝塚歌劇が紡いできた夢の如く、人間には様々な「夢」がある。

旅人がみた夢、未来へと向かっていく若者たちの強い決意、街角で繰り広げられる恋人たちの夢模様。

そんな様々な「夢」をテーマに繰り広げるレビューです。

最近読んだ本

2013年07月21日 | 読書

『東電福島原発事故総理大臣として考えたこと』

菅 直人著  幻冬舎

『官邸の100時間』 

木村 英明著  岩波書店

『失敗の本質―日本軍の組織論的研究』

戸部 良一、寺本 義也、鎌田 伸一、 杉之尾 孝生著   中公文庫


いちいち書評は控えますが、

最初の一冊を読んで、二冊目を読んだとき、昔読んだ、失敗の本質の読み直しをしました。

どれが、正しいのか間違っているのか私にはわかりませんが、

違う出来事のようにみえて、本質は変わらない・・・・ところにある、ように思いました。




お座敷 ジャズライブ

2013年07月21日 | つぶやき


金曜日に、友人に誘われて「お座敷 ジャズライブ」へ。

居酒屋さんの2階がライブ会場で、それもお座敷。(笑)

普段のちょっとかしこまったジャズライブとちがって、楽しくて、アットホームな

感じにすっかりご機嫌になって、お酒をしっかり飲んだ私。

おかげで、昨日はちょっとグロッキー。(どんだけ~~飲んだ!!)

とても楽しかったので、なかなか帰りがたくて、かなり遅くまで

キャイキャイとはしゃいでいたのでした。

あ~~楽しかった。

※ライブ風景の写真も撮ったのですが、皆さんの許可をとるのを忘れたので・・・・。

冷やしトマトの写真。

氷の中にトマトが隠れています。




腸内ガスで・・・・(笑)

2013年07月21日 | つぶやき
いわゆる、「げっぷ」や「おなら」。

あまりに腰が痛いので、骨のレントゲンだけは撮影してもらおうと、病院へいったら、

腸内ガスが多すぎて、腸が見えない!!(笑)

背骨が、湾曲しているのはわかりましたが。

うまく、ガスが体外に排出されていないために、胃腸やら、内臓を圧迫していたようで、

それによっても、腰痛が起きることもあるんだそうで、とりあえず薬でガス抜き中。

確かに、少し起き抜けのひどい腰痛はましになりました。(笑)

で、なんで、ガスが溜まったのかは、・・・・不明。

ストレスでもなるそうですが。本当にストレスって見えないだけに厄介です。

会社で・・・

2013年07月18日 | つぶやき
会社で、ヅカオタ上司と昨日のテレビについてひとしきり話をしていたら、

出社してくる人、してくる人が「昨日宝塚100年って、テレビや新聞すごかったね~」

と声をかけてくれる。(笑)

すっかり、オタとしての認定を職場の皆様にしていただいているので、

幸せなことこの上ないです。

で、オタ上司とは「○○ちゃん、あいかわらず綺麗だったよね~」とか、

「いいお母さんってかんじだよね~」と、あの瞬間の映像をキャッチして

語り合う私たち。

もう、周りも呆れ顔でした。(笑)

で、午後から、退職された上司が久しぶりに顔を出してくださったのですが、

その在任中、(14年も娘役トップとしていたので)『女帝』とまで

言われる「花總 まり」のファンクラブに入会した!!と聞いてびっくり。

彼は、宝塚を観たことがないのだけど、引越しをして、阪急沿線になり、

音楽学校の生徒をみかけて、イメージとは違う意味での普通っぽさと、頭身のバランスに

びっくりして、がぜん興味を持ったらしい。

そのころ私が、職場に異動してきたので、「宝塚」について

熱く語る私に呆れていたようだったけれど、「花總 まり」がお気に召したようである。

いまだ、大劇場には行けていないらしいが、最近奥様が

「一緒に観にいってもいい」と、仰ってくださったので、

近じか行こうかな~と、思っているんだそう。

で、何故奥様の了解が必要か・・・というと、男一人では行く勇気がないからだそうで、

それを聞いた上司と二人は声を合わせて「いつでも、奥さんで行きますよ!!」と

言ったのでした!!

あ~~平和だぁ~~。


宝塚音楽学校の式典

2013年07月17日 | 宝塚・エンタメ
映像で、今日の音楽学校の100周年イベントの様子を見ていて、

こんなのを、入りまち出まちなんてしたら、卒倒する。(笑)

NHKでは、関西の地方ニュースも、ニュース9にも取り上げられていた。

懐かしい顔が、チラッと映っただけで、テンションが上がる。(笑)

あ~~ほんと、病気だわ~~と思いつつも嬉しい時間を過ごせました。






水毒と言われて???になった

2013年07月15日 | つぶやき
先日、めまいや頭痛が起こり、Drに相談したら、

「水毒」ですね、と言われて漢方を処方された私。

Drは、西洋医学の人だけど、漢方も併用する人。

水分がうまく体外に排出されないことをさしているらしい。

そういえば、舌に歯形がついていて、まるでフリル。

以前も、水分の排出が上手くできない・・・と言われたっけ。



「おくすり110番」をみると、

『漢方では、めまいの第一の要因として“水毒”を疑います。
水毒とは、体の水分が停滞したり偏在することで、その循環が悪いことを意味します。
この方剤は、水分循環を改善し水毒を取り去ることで、めまいを治します。

めまいや立ちくらみ症状を中心に、動悸や息切れ、のぼせ、頭痛、神経症、尿量減少などをともなうときに用います。
体が丈夫でない繊細な人向けの処方で、胃に水分が停滞しチャポチャポしやすいことも使用目安です。』

とのことだった。

子供の頃から、茶飲みの私。

仕事中はそうでもないけれど、家にいるとひたすら飲んでいる・・・・。

腰痛にもここ何日か悩まされるようになったので、先日、「鍼」の先生にも聞いたら、

腰痛も水毒から来ることもあると、教えてもらった。

ぎっくり腰をやったときのように動けなくなるわけでなく、

立っていると痛くなる・・・・・のは、自己診断だけど、水分の摂りすぎかも?

日本は、高温多湿なので、体からの水分の排出が難しい人が多いんだそう。

水分は、取らないとダメだけど、なんでも「過ぎる」のは良くないんだね。

食事についても、注意点を教えてもらったので、しばらく様子をみます。


月組公演 「ルパン」「ファンタスティック・エナジー」

2013年07月15日 | 宝塚・エンタメ


ポスターやHPの写真をみて、格好いい写真をとったな~と、思った私。

演出家のイメージが、出てくるポスターは、ある意味その公演の方向が示されていると思う。

でも、正塚先生の脚本は、正直私には苦手。

「どんな感じかな~~」と思って観劇いたしましたが、プロローグは、おぉぉ~~いいじゃん!!

って、思って観はじめたのですが、途中から眠気が・・・・。(笑)

原作を読んだ感じでは、もう少し大人っぽい、いい意味で力の抜けたルパンを

イメージしていたのですが、なんかルパンがいつも深刻。(笑)

眉間に皺がよってる感じ。

ただ、最近の正塚先生の作品にみられる、小ネタがちりばめられていて、

大笑いをするわけではないけど、クスッとしてしまう。

お子様の観劇も多かったのですが、そこは受けておりました。(笑)

トップの龍は、格好いいのだけど、ルパンそのものが私にはわからないまま・・・でした。

今回のお芝居は、せりふを言っていたかと思うと、急に歌がが挿入される趣向だったのですが、

現在のトップの中では、比較的歌が歌える龍の歌がところどころ不安定なのも気になった。

娘役の愛希が、芯のしっかりた女性というのがわかりやすかった分、ルパンが謎。

そこが、ルパンなのかもしれませんが・・・・。

深刻なルパンとは対照的な、星条の場面は、何か存在だけで笑える・・・ほどで、

ある意味ほっこり場面。

今回、他の組から組替えしてきたメンバーが揃っての初の大劇場公演。

専科からは、かつて月組にいた北翔(ほくしょう)も、作者のルブラン役で登場。

ルパンにしか見えていないという設定で、お話を進めるというより、観客の一人・・・て感じ。

まあ、せりふからの突然の歌も安定感があり他の人にはない存在感があるので、ただの観客ではないですが。

私の正塚先生との相性が悪いんだな~というのが、第一印象。





ショーは、中村 一徳先生と聞いたときから、「いい意味での安心感」がありまして、

ショーが好きな私としては、今回はこっちがメイン。

歌は、そこそこ歌えるけれど、ダンスがもう一つな龍はひたすら歌い、

三拍子揃った北翔が、がんがん踊って、歌って・・・・でした。

娘役の愛希は、歌が進歩しているのは感じたけれど、なんといっても、彼女はそのダンスが持ち味。

予想通り、がんがん踊っていました。

ほんと楽しそうで、観ているだけで「この子、本当にダンスが好きなんだな~」と感じるほど。

男役を引き連れて格好良く、娘役と可愛くと、どの場面でも踊っていまして、

「こんなに踊っていたら、痩せちゃうよ・・・」といらぬ心配をしてしまうほど。

群舞が多くて、着替えは戦争状態だと思うけれど、見ている方は嬉しい。

目がいくつあっても、足りない!状態。

この公演で退団する3人に、ショー中で龍がバラを渡す演出がありまして、

ある意味「これが宝塚」生徒を大事にしてくれる先生は、そういう面で嬉しくなります。

この3人にも見せ場があって、こういう配慮も含めての宝塚らしい演出。

ラストは、男役の黒燕尾。月組さんは、燕尾率が高いように感じるのは気のせいかな。

龍の燕尾は、なんというか「祈り」みたいな「神聖なもの」みたいなものを

感じます。

ダンスがどうとこうではなく、導入部分の彼女には「神聖さ」を感じる・・・・。

結論としては、トップの龍が私にとって、カテゴリー化しにくくて謎めいていることは

改めて実感しました。(笑)