サイプレス

鬱病になり不安定な毎日。今は宝塚熱が再燃して、これがいい処方箋になっています。

ラ・カージュ オ・フォール

2012年02月05日 | つぶやき


今日は、梅田芸術劇場でミュージカル観劇。

前回のを見逃していた私は、この公演を知ったとき「絶対行こう。もう無いかもしれないし・・・」

って、思い込んで(笑)チケットを買い求めました。

その名もラ・カージュ オ・フォール(フランス語では狂人の檻という意味らしい)

テーマは、「愛」。ストーリーは、20年来のゲイのカップルが手塩に育てた子供が結婚する・・・・、その相手の親がゲイを敵視している急先鋒。

そこで起こる悲劇や怒りや笑いが絶妙。人がいうところの愛とはなにか・・・というシビアなテーマに、シビアな設定なのに、

そのことを考えさせながらも重くはならない軽妙さ。

脚本がいいんだな~~。

で、主要なキャストは、鹿賀 武史と市村 正親。

この二人が、20年来連れ添っているゲイのカップルの役どころ。

で、この20年この役をずっと演じている市村は、本当にこんな女?いるよね~~って感じだし、客いじりは上手いし、

さすがでございます。

この二人のやり取りが面白すぎて、涙が・・・・。(笑)

もうどこまで台本どおりかアドリブかわかりません。

他の出演者も豪華だし適材適所。森 公美子が歌っているのを久しぶりに聞いたし、マツケンサンバの真島 茂樹が

ゲイクラブのダンサーで出演。ダンスももちろん上手い。

個人的には、宝塚時代その甘くて優しい声色 熟成させたウィスキーのような甘い香りとまで

評されていた声で歌を歌っていた香寿(こうじゅ) たつきが、

もう退団して10年近くたつとすっかり女性だな~~~と、しみじみ。

ここ10年くらいの男役のトップの退団者の中で「歌うま」と評されるのは、

数人ほど。そのうちの一人が彼女だ。やっぱり、普通に女性の声で歌っていたが上手かった。


終了後は、アンコールがやまないし、スタンディングだったしで、そこまで含めて観劇終了!!

あ~~楽しかった!!


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