今日は、梅田芸術劇場でミュージカル観劇。
前回のを見逃していた私は、この公演を知ったとき「絶対行こう。もう無いかもしれないし・・・」
って、思い込んで(笑)チケットを買い求めました。
その名もラ・カージュ オ・フォール(フランス語では狂人の檻という意味らしい)
テーマは、「愛」。ストーリーは、20年来のゲイのカップルが手塩に育てた子供が結婚する・・・・、その相手の親がゲイを敵視している急先鋒。
そこで起こる悲劇や怒りや笑いが絶妙。人がいうところの愛とはなにか・・・というシビアなテーマに、シビアな設定なのに、
そのことを考えさせながらも重くはならない軽妙さ。
脚本がいいんだな~~。
で、主要なキャストは、鹿賀 武史と市村 正親。
この二人が、20年来連れ添っているゲイのカップルの役どころ。
で、この20年この役をずっと演じている市村は、本当にこんな女?いるよね~~って感じだし、客いじりは上手いし、
さすがでございます。
この二人のやり取りが面白すぎて、涙が・・・・。(笑)
もうどこまで台本どおりかアドリブかわかりません。
他の出演者も豪華だし適材適所。森 公美子が歌っているのを久しぶりに聞いたし、マツケンサンバの真島 茂樹が
ゲイクラブのダンサーで出演。ダンスももちろん上手い。
個人的には、宝塚時代その甘くて優しい声色 熟成させたウィスキーのような甘い香りとまで
評されていた声で歌を歌っていた香寿(こうじゅ) たつきが、
もう退団して10年近くたつとすっかり女性だな~~~と、しみじみ。
ここ10年くらいの男役のトップの退団者の中で「歌うま」と評されるのは、
数人ほど。そのうちの一人が彼女だ。やっぱり、普通に女性の声で歌っていたが上手かった。
終了後は、アンコールがやまないし、スタンディングだったしで、そこまで含めて観劇終了!!
あ~~楽しかった!!
どんな雰囲気なのかは、こちらで。
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