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ヒメアカタテハ 海を渡る蝶

2018年11月07日 07時20分43秒 | 昆虫

最近

散歩道の公園で

三種類の蝶を

よく見かける。

 

ヤマトシジミ


ツマグロヒョウモン


そして

ヒメアカタテハだ。

 

アカタテハに似るが

後翅に複雑な模様があることで

容易に区別できる。

 

食草は公園に

たくさん生えている

ヨモギだ。

 

ヨモギの葉が

閉じあわされたように

白くなっていれば

かなりの確率で

ヒメアカタテハの幼虫が

見つかる。

 

特に秋のこの季節

見つけやすいのだが

草刈りが行われるので

年によって

まったく見つからないこともある。

 

ヒメアカタテハは

世界中に分布しているが

特にヨーロッパでは

大群でアフリカから

渡ってくる蝶として

有名である。


先日

と言っても

3月だったと思うが

NHKの地球ドラマチック

「地中海を渡るチョウの大冒険!」で

ヒメアカタテハのことが

詳しく取り上げられていた。

 

残念ながら日本では

渡りをすると言う話は

聞いたことがない。


蝶を採集していた頃

蛹で越冬すると

思っていたが

昨今の温暖化で

関西では成虫で

越冬しているのかもしれない。