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ヒカゲノカズラ 石松子

2018年11月20日 08時02分48秒 | 木曽Now

開田高原アメダス  今朝の最低気温  -2.5℃   昨日の最高気温  7.9℃

木曽町新開     午前8時の気温  -1.0℃     今朝の天気   晴れ


開田の林内を歩いていると

ヒカゲノカズラが

たくさん生えています。


思い出深いシダ植物と言うことは

昨年11月の弊ブログで取り上げました。


今日はヒカゲノカズラの胞子を

ウォッチしてみたいと思います。


この時期ヒカゲノカズラは

胞子がたくさん詰まった

胞子嚢穂をつけています。


胞子は「石松子(せきしょうし)」と呼ばれ

丸薬を形よく仕上げるときや

リンゴなど果物の人工授粉のため

花粉の増量剤として

使われています。


さらに研磨剤

花火の発火剤にまで

使われます。


先日テレビを見ていると

米村 でんじろう先生の科学実験で

この石松子が取り上げられていました。


コップの中に水と石松子を入れて

流しながら火をつけると

石松子が燃えるため

水が燃えているように見えます。


また石松子は

とても撥水性が高いので

水に浮かべた石松子に

手を突っ込むと

石松子は手につきますが

手はまったく濡れません。


燃える性質や撥水性が

高いことから科学実験には

便利な材料のようです。


胞子を触ってみると

とても細かく感触は

サラサラスベスベで

何とも言えない触り心地です。