「メリークリスマス!」。プレゼントを背負ったサンタさんからプレゼントを渡された子どもたちの笑顔を見ると、大人までうれしくなっちゃいますね。
河北新報にも被災地に住む子どもたちへクリスマスプレゼントを届けるボランティアの記事が複数掲載されていましたが、今年もたくさんのサンタさんが訪れたようです。4度目の冬を迎える被災地の仮設住宅では新しい家屋へ引っ越して再スタートしたというお便りが多くなりました。震災前のように「自分の部屋を持つことができた」と喜ぶ子どもたちが増えてきた一方で、まだまだ不自由な生活を余儀なくされている方も少なくありません。
子どもたちの笑顔が絶えない社会を地域の大人たちが用意してやらなくては…と、あらためて思うこの頃です。
今年も女優の熊谷真実さんから「子どもたちへ届けてほしい」と、ふんばろう宮城プロジェクトへたくさんのお菓子が届きました。真実さんとは友人を通じて知り合い、2011年11月に被災エリアを私のポンコツ車で案内したことが縁で交流が続いています。
「本当は直接うかがって渡したいのだけれど…」という真実さんのあたたかい思いを託されて、これまで石巻市・大川小学校の児童や東松島市の子どもたちなど、ふんばろう宮城プロジェクトの仲間がリサーチしたところへお菓子を届けてきました。
真実さんはいつも被災地の子どもたちのことを気にかけてくれます。でも、そのことを誰にもしゃべらない。「私ができることなんて大したことないですから」という真実さん。でも、これまで自身が出演するお芝居へ被災された方を招待してくれたり、子どもたちへ贈ってくれるクリスマスプレゼントも今回で4度目になります。真実さんの気持ちが詰まったクリスマス菓子を「必要なところへ必要な分だけ」届けました。本当にありがとうございます。
※「Xmas菓子をバトンタッチ」なとり復興支援センター・中山国彦さん(右)
クリスマス菓子の配布先は「なとり復興支援センターひより」へ相談しました。今年9月に行われた青山学院大の復興支援コンサートの協力をしたことでスタッフの方とつながり、名取市内の8つの仮設住宅に住む子どもたちへ届けていただくことになりました。「なとり復興支援センターひより」のスタッフの皆さんには、事前に子どもたちの数をリサーチしてくれて、配布作業もクリスマス当日の25日にそれぞれ手渡してくれるなど、とても親切で丁寧な協力をしていただきました。
ボランティア団体同士の連携は、これからもますます大切になってくると感じています。地域に特化した団体はさまざまな諸問題を把握しながら調整してくれるので、支援者も安心して任せられると思うからです。「思いつき」を押し通すような一方的な支援は余計なハレーションを生んでしまうもの。ボランティアの関わり方も、日々変化する状況に応じて仮設住宅のコミュニティなどを熟知された団体へ相談することが大切だと思います。(こせきかつや)
▽熊谷真実オフィシャルブログ「熊谷さん家」
http://ameblo.jp/kumagaimami/entry-11083966782.html
▽なとり復興支援センターひよりHP
http://svc.miyagi.jp/a311/group.php?gid=10107
河北新報にも被災地に住む子どもたちへクリスマスプレゼントを届けるボランティアの記事が複数掲載されていましたが、今年もたくさんのサンタさんが訪れたようです。4度目の冬を迎える被災地の仮設住宅では新しい家屋へ引っ越して再スタートしたというお便りが多くなりました。震災前のように「自分の部屋を持つことができた」と喜ぶ子どもたちが増えてきた一方で、まだまだ不自由な生活を余儀なくされている方も少なくありません。
子どもたちの笑顔が絶えない社会を地域の大人たちが用意してやらなくては…と、あらためて思うこの頃です。
今年も女優の熊谷真実さんから「子どもたちへ届けてほしい」と、ふんばろう宮城プロジェクトへたくさんのお菓子が届きました。真実さんとは友人を通じて知り合い、2011年11月に被災エリアを私のポンコツ車で案内したことが縁で交流が続いています。
「本当は直接うかがって渡したいのだけれど…」という真実さんのあたたかい思いを託されて、これまで石巻市・大川小学校の児童や東松島市の子どもたちなど、ふんばろう宮城プロジェクトの仲間がリサーチしたところへお菓子を届けてきました。
真実さんはいつも被災地の子どもたちのことを気にかけてくれます。でも、そのことを誰にもしゃべらない。「私ができることなんて大したことないですから」という真実さん。でも、これまで自身が出演するお芝居へ被災された方を招待してくれたり、子どもたちへ贈ってくれるクリスマスプレゼントも今回で4度目になります。真実さんの気持ちが詰まったクリスマス菓子を「必要なところへ必要な分だけ」届けました。本当にありがとうございます。
※「Xmas菓子をバトンタッチ」なとり復興支援センター・中山国彦さん(右)
クリスマス菓子の配布先は「なとり復興支援センターひより」へ相談しました。今年9月に行われた青山学院大の復興支援コンサートの協力をしたことでスタッフの方とつながり、名取市内の8つの仮設住宅に住む子どもたちへ届けていただくことになりました。「なとり復興支援センターひより」のスタッフの皆さんには、事前に子どもたちの数をリサーチしてくれて、配布作業もクリスマス当日の25日にそれぞれ手渡してくれるなど、とても親切で丁寧な協力をしていただきました。
ボランティア団体同士の連携は、これからもますます大切になってくると感じています。地域に特化した団体はさまざまな諸問題を把握しながら調整してくれるので、支援者も安心して任せられると思うからです。「思いつき」を押し通すような一方的な支援は余計なハレーションを生んでしまうもの。ボランティアの関わり方も、日々変化する状況に応じて仮設住宅のコミュニティなどを熟知された団体へ相談することが大切だと思います。(こせきかつや)
▽熊谷真実オフィシャルブログ「熊谷さん家」
http://ameblo.jp/kumagaimami/entry-11083966782.html
▽なとり復興支援センターひよりHP
http://svc.miyagi.jp/a311/group.php?gid=10107