ふんばろう宮城プロジェクト

東日本大震災から発足した「ふんばろう東日本支援プロジェクト」公認団体として2013年4月から活動する復興支援プロジェクト

冬物家電発送作業のお手伝いいただける方を募集しています!

2011-12-24 20:10:48 | 活動報告
 ふんばろうでは、みなし仮設住宅や在宅避難世帯を中心に冬物家電支援に取り組み、応募のあった13000世帯の応募者へコタツとホットカーペットの発送作業に追われています。

 「年内に届けたい」宮城支部メンバーは思いをひとつにしてふんばっていますが、大量の家電商品をさばくのは容易なことではありません。
佐川急便仙台店のご配慮もあって、送り状やメッセージを商品に貼り付ける作業スペースを確保してもらっていますが、人手がなければかなりの作業時間になってしまいます。
 
 年内はあと3回の発送作業が予定されていますが、取り急ぎ26日(月)10時からお手伝いいただける方を募集しています。エントリーいただける方はふんばろう東日本支援プロジェクト・宮城支部の小関(090-6550-2648)までご連絡ください。よろしくお願い申し上げます。

【ボランティア急募】26日(月)午前10時から、佐川急便仙台店(仙台市宮城野区扇町7-5-3)で冬物家電600台の配送作業の手伝いをしてくれる方急募です。学生さん歓迎。仙台駅までの送迎あり。可能な方は宮城支部長小関さん(河北仙販)@kose_kまで@してください。

【ふんばろうタイムズ】 No.27 / 2011.12.17発行

2011-12-19 22:54:26 | ふんばろうタイムズ
『ふんばろうタイムズ』は、プロジェクト内外の動向をふんばろうボランティア・メンバーへ向けてお伝えするWeb新聞です。

▽ふんばろうトップニュース 12/17付
◎12月18日(日)、第11回全体ミーティング&懇親会が行われました(事後になってしまいました。すみません)。この年を総決算するようなミーティング&望年会になった模様です。来年もよろしくお願いいたします。
詳細:http://fumbaro.org/news/2011/11/121811.html
◎12月25日(日)、1月8日(日)に、bay fm78・FM新潟・kissFM KOBEの3局で放送中の番組「千田正穂の笑顔の真ん中に!」に西條氏がゲスト出演いたします。聴取できる範囲の方はぜひお聴き下さい。
2011/12/25(日)、2012/1/8(日)
bay fm・FM新潟:20:00〜20:30/Kiss FM KOBE:21:30〜22:00
radiko.jp(http://radiko.jp/)でパソコンでも聴くことができます。

▽ボランティア募集状況
◎ふんばろう内の各種ボランティア募集状況を以下で確認することができます。
http://bit.ly/fumbarov
◎Yahoo!の「ボランティア情報ホットライン」でも確認できます。
http://shinsai.yahoo.co.jp/volunteer_db/search/?p=%A4%D5%A4%F3%A4%D0%A4%ED%A4%A6%C5%EC%C6%FC%CB%DC

▽編集後記:一層師走の雰囲気が高まって参りました。そしてクリスマスまでも約一週間。
この週末は、被災地でも様々なクリスマスのプロジェクトが繰り広げられていたようです!そんな気持ちじゃない・・という方ももちろん多いとは思います。が、世界中にたくさんの笑顔が溢れるクリスマスの日。
被災地でもたくさんの笑顔が溢れますように・・・。そして、子供たちにサンタさんが来ますように・・・♪
イズミカワ(facebook:@sora.izumikawa)

◇次回第28号は12/31(土)発行予定です。
発行元:ふんばろうタイムズ編集部

冬物家電の配送作業にふんばっています!

2011-12-17 07:28:28 | 活動報告
 日に日に寒さを増していく宮城。きのうは吹雪が舞い散り、本格的な「東北の冬」の訪れを身に染みて感じました。

 ふんばろうで取り組んでいる「冬物家電プロジェクト」(応募は締め切りました)は、冬物家電(コタツとホットカーペット)を行政やボランティアの支援が行き届かないみなし仮設住宅や在宅避難世帯を中心に支援しようと、新聞、ラジオなどのメディアで呼びかけ、約8千通を超す応募(14日消印有効)が寄せられています。

 できるだけ年内に応募のあった被災者の手元へ冬物家電を届けようと、ふんばろうの本部がある早稲田大学(東京都新宿区)へ送られてきた申込書の仕分け、データ入力を都内在住のボランティアが遅い時間まで作業し、そのデータをもとに宮城支部のメンバーが地元の家電店で購入したコタツなどの発送作業(ふんばろうからのメッセージを貼り付け)に追われています。(こせきかつや)

※佐川急便仙台店で搬入されたコタツへメッセージと送り状を貼り付ける宮城支部メンバー
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ふんばろう東日本支援プロジェクト・西條剛央代表のツイートより:新冬物家電配布PJ。お手紙の写真添付します。仮設扱いすらされずに大変な状況です。ぜひ読んでみてください 「仮設扱いにならないため家電も暖房器具も支給対象にならず仮設住宅の人との待遇の差にがっかりしていました。支援よろしくお願いします」 http://pic.twitter.com/ZnT36BGt

「奇跡…」支援の輪が広がって/冬物家電プロジェクト

2011-12-17 07:01:32 | 西條剛央
 ふんばろう東日本支援プロジェクト・西條剛央代表からのメッセージを以下に引用します。

「まったく支援を受けられないみなし仮設の哀しみと、冬物家電プロジェクトに訪れた“奇跡”」

 なんと、昨日突如トヨタレンタリース栃木の代表取締役社長、新井さんより冬物家電プロジェクトに1千万円のご寄付をいただきました!

 今回みなし仮設などから予算を大きく超える申し込みがあり、一昨日、冬物家電PJメンバーとの概算の結果、1千万円あればなんとかなるかもしれないというので、「じゃあ1千万なんとかします」とか言っていたら、翌日いきなり決まりました。
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 昨夜、夜間主MBA(ちなみに皆さん働きながら通っており夜間主では国内トップ)の授業の冒頭に、冬物家電配布プロジェクトの状況を伝えて、「もし皆さんの会社で寄付の予定などがあれば声をかけてください」と話したところ、授業後、受講生の新井さんが「会社から1千万寄付させてください」と。実は新井さんはトヨタレンタリース栃木の社長さんで、寄付先を探していたとのこと。
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 申し込みされた方々の手紙を読んでいると、みなし仮設や在宅避難者にはあまりにも支援が行ってないため、すべての方にお届けしたいと思って動いていたのですが、冬物家電の支援金はとうに底をつき、家電プロジェクトの予算も底をつき、動かせるお金がほとんどなくなってきて、このままだと家電を買うに買えないという状況だったので、本当に助かりました。

 以下、現地から届いたお手紙の一部です。
 皆さん大切な人を失い、家を流されたにもかかわらず、支援も受けられず、大変な状況で暮らしています。「同じように流され、寒さも同じなのに、なぜ支援を受けられないのか」といった手紙の数々を読んでいると涙が出てきます。
 こうした手紙を読むと、とても「残念ながら選外になりました」とは言えませんので、全国の皆様のご支援により可能になった5000家庭分を超えても、できる限り全宅に希望のものをお届けしようと決めました。お一人のときに読んでみてください。

http://pic.twitter.com/ZnT36BGt
http://p.twipple.jp/N42tb
http://pic.twitter.com/Efw5XdkW
http://pic.twitter.com/41zNjUO4
http://pic.twitter.com/bWzY9Yn0
http://pic.twitter.com/9IRF3Ode 
http://pic.twitter.com/x91wrGJ5
http://pic.twitter.com/uvzNnMq3
http://pic.twitter.com/drVFr9LV
http://pic.twitter.com/5pZ39n2T
http://pic.twitter.com/aKA0WbZI
http://pic.twitter.com/kxlNzI5p
http://pic.twitter.com/UeQzK68r
http://pic.twitter.com/E4lXKfxV
http://pic.twitter.com/leUNjNZY
http://pic.twitter.com/iS4lBjHC
http://pic.twitter.com/SCdYqNzs
http://pic.twitter.com/NOoOpbC5
http://pic.twitter.com/hbVWoczF
http://pic.twitter.com/FFGb0p64
http://pic.twitter.com/bo7oviXl
http://p.twipple.jp/7WuZ4
http://p.twipple.jp/6CJEJ
http://p.twipple.jp/S6Ef3
http://twitpic.com/7tf04p
http://twitpic.com/7tfgvr
http://twitpic.com/7tf3zq
http://p.twipple.jp/m5v4W

一人でも多くの方に暖かく過ごしてほしい—もりや産業「寒さ対策シート」

2011-12-10 06:10:05 | 活動報告
 「寒い冬を乗り越えるために、独自に開発した寒さ対策シートを被災者の方に役立ててもらいたい」。
 ふんばろうへかかってきた1本の電話によって、「寒さ対策シート」約7000本を被災された方へ届けることができました。

 環境・包装・物流関連製品の商社「もりや産業株式会社」(大阪市・菅野勝社長)の髙田良一さん(同社営業本部副本部長)と直接お会いして、彼から切り出された言葉はこうでした。「被災地への支援として独自に開発した寒さ対策シートを提供したいが、役所側から『すべての仮設住宅世帯分を用意してくれないと配れない。ヒアリングはするが…』と言われ困っている」と。公平性や平等感を重んじるあまり、さまざまな支援が入り口(行政側)の段階でストップしてしまうことは、震災直後からなんら変わっていません。それぞれの立場は理解しつつも、もう少し柔軟に対応していかないと「中抜き」が常態化して、存在自体が…と懸念します。

 「一人でも多くの方にできるだけ暖かく過ごしてほしい」という髙田さんの気持ちを受けて、その日のうちにフェイスブック(ふんばろうのグループ)を通じて各エリアをフォローされているボランティアへ「寒さ対策シートの提供を受けました。必要としている仮設もしくは在宅非難世帯へ届けてくれる方は必要数をエントリーしてください」と流したところ、2時間たらずで7000本の寒さ対策シートの行き先が決まりました。
 さっそく、髙田さんへ配送拠点を連絡して対応をしていただきました。髙田さんとお会いしてから5日間でほとんどの段取りができてしまうというのも、ソーシャルメディアを駆使した意思確認・決定のスピードによるものです。

※岩沼市の仮設住宅へ搬入された寒さ対策シート
 ボランティアがチョイスしたエリアは、岩手県の宮古市、釜石市箱崎、宮城県の気仙沼市、東松島市、石巻市渡波、岩沼市の各拠点。そして仙台市内では、同市若林区荒井エリアで11月27日に開催された「七郷市民まつり」で配布しました。さらに、配送作業はアート引越センターさんに協力していただき、無償で各拠点へ届けていただきました。

※「七郷市民まつり」では必要な方へ必要な分だけ配りました
 仮設住宅や建屋の2階で生活する在宅避難世帯に住む方々に、もりや産業さんからの心も体も温まる支援でした。

 被災地への支援を考えている企業もどのような支援ができるのか、どこへ相談すればよいのかと、考えていらっしゃるところも多いと思います。「とりあえず管轄する行政機関へ」となるわけですが、現地のボランティア団体へ相談されたほうがスピーディーな対応ができると思います。(こせきかつや)