ふんばろう宮城プロジェクト

東日本大震災から発足した「ふんばろう東日本支援プロジェクト」公認団体として2013年4月から活動する復興支援プロジェクト

支援者からの襷(たすき)をつなげる/熊谷真実さんからの贈り物

2019-02-16 11:33:24 | 活動報告
 東日本大震災から7年11カ月。約半年ぶりに訪れた南三陸町はかさ上げ工事が急ピッチで進み、GPSでは感知できない新しい道路が張り巡らされていました。
 今回のミッションは同町にあるあさひ幼稚園と南三陸町立志津川保育所の園児たちへバレンタインデーのチョコレートを届けること。

 毎年、師走に入ると女優・熊谷真実さんから連絡が入ります。「今年もクリスマスの子どもたちへプレゼントを贈りたいのでお願いできますか?」。しかし、昨年末は筆者の実母が急逝したこともあって対応が遅れてしまいクリスマスプレゼントを届けることができませんでした。真実さんから「それではバレンタインのチョコを!」という提案があり、真実さん自身が手配してくれた六花亭のチョコを南三陸町立保育所(85人)、あさひ幼稚園(40人)へ届けてきました。
 真実さんは2011年12月から被災地の子どもたちへの「クリスマスプレゼント」を贈られていて、私たちふんばろう宮城プロジェクトが贈り先の調整などを担っています。

 町立志津川保育所は昨年3月、新しい場所へ移転されました。高台の住宅地に建設された施設は駐車スペースも多く、使い勝手が良い印象を受けました。あさひ幼稚園では一人ひとりの園児にハイタッチをしながらチョコを手渡しました。帰り際も雪が舞うなか、表のテラスに出てきてくれて「ありがとう~」とずっと手を振ってくれました。筆者は年甲斐もなく溢れでる涙をおさえるのに大変でした。
 真実さん 今年のクリスマスにまた、ご一緒しましょう。
※熊谷真実公式ブログ「熊谷さん家」


 南三陸町防災対策庁舎は雪に包まれていました。周辺のかさ上げ作業が進み、献花台まで向かえず遠くから手を合わせることとなりました。

 震災から8年を迎えようとしていますが、自分たちができることを無理せずに続けていきたいと思います。(こせきかつや)


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