ふんばろう宮城プロジェクト

東日本大震災から発足した「ふんばろう東日本支援プロジェクト」公認団体として2013年4月から活動する復興支援プロジェクト

みんなで議論し、活動を継続/第5回定期総会

2017-04-16 10:39:25 | 活動報告
 ふんばろう宮城プロジェクト第5回定期総会が4月15日、仙台市内にある河北仙販ビル会議室で行われました。
 メンバー10名が集まり、2016年度の活動報告、会計報告、会計監査報告が承認されました。そのほか、昨年9月末で解散した「一般社団法人ふんばろう基金」(代表理事 西條剛央さん)から50万円の支援金を計上した件、会計監査を猪股正之さんから渡辺秀一さんへ交代する件、今年度購入したタープテント(2基)の貸出の件なども了承されました。

 ふんばろう宮城プロジェクト代表の小関勝也さんは、「プレハブ仮設住宅が県内から完全撤去されるまで(被災された方の衣食住基盤の確立)活動を継続するとしてきたが、状況は災害公営住宅に移り住んだ後の方が深刻さを増しており、独居老人などの生活弱者への支援が求められている。より専門性の高い支援が必要となっている一方で、地域コミュニティーの催事などを通じて私たちが手伝えることはまだあると思う。メンバーの皆さんがこれまで以上にアンテナを張り、前例にとらわれることなく意見を出していこう。みんなで議論し、背伸びせず、活動を続けていきたい」と挨拶しました。

 メンバーからの近況報告として、①「宮城・沿岸部探訪 被災地のいま」のブログ発信について、被災地の現状を伝え続けることは必要で、メディアで取り上げられることも少なくなっており、最終ランナーとして伝え続けていきたい②ふんばろう東日本支援プロジェクトは解散したが、この宮城プロジェクトを含め、枝分かれしても活動を続けているプロジェクトもある。連携を取っていきたい③2014年に上映中止に追い込まれてしまった「ガレキとラジオ」の自主上映会を7月に企画(仙台メディアテーク)している。南三陸町を舞台にした素晴らしい映画なので多くの方へ呼びかけてほしい④ふんばろう宮城PJを経由して「せんだいこども食堂」へお米を支援してもらった。いろいろなご縁を感じながら、生活弱者のために何ができるか考えたい⑤旧仙台市立荒浜小学校が県内の震災遺構として初めて、この4月から一般公開される。ガイド役も常駐しているのでぜひ、多くの方々に足を運んでもらいたい――

 2017年度も引き続き、よろしくお願いします。