ふんばろう宮城プロジェクト

東日本大震災から発足した「ふんばろう東日本支援プロジェクト」公認団体として2013年4月から活動する復興支援プロジェクト

ふんばろう宮城プロジェクト 第8回定期総会&解散式を延期

2020-03-05 22:40:37 | イベント告知
何ごとにも始まりがあれば必ず終わりもあります。

昨年の第7回定期総会で、「本年3月11日でふんばろう宮城プロジェクトの発展的解散」を公約として掲げ、中心メンバーで取り組んできました。
まだまだ被災地の復興支援は道半ばですが、ふんばろう宮城プロジェクトを立ち上げた際に確認した「応急仮設住宅が県内から無くなり、衣食住の不自由さがなくなるまで活動を続けよう」というミッションはその役割を終えたと考え、3月8日に解散式を催すことにしていました。

しかし、新型コロナウイルスが大きな影響をもたらしました。
仙台市内でも新型コロナウイルスの感染者が確認され、感染拡大を防ぐことを目的として全国的に催事が中止・延期され、46都道府県教育委員会では春休みに入る3月24日まで公立の小中高等学校で臨時休校が発表されました。
今回の解散式は「集まって慰労会」という位置づけではなく、式典をイメージし支援金(残金)の寄付セレモニーもプログラムに盛り込んでいました。
当初、「参加は自主判断」としていましたが、参加・不参加の選択に少々「強制力」が加わっているイメージもあり、「(ウイルス感染が)怖いので本当はあまり気が進まないけど、エントリーしたから断りづらい」という、義務感が出てしまっては企画した主催側の本意ではないと思っていました。

参加・不参加を自己責任に求めるのではなく、中止の決断を主催者側で負うしかないとの結論に至り、誠に残念ではありますが解散式を延期させていただくこととしました。遠方からエントリーをいただいている方々には交通費のキャンセルなど経済的負担をお掛けすることになり、申し訳ござません。

ふんばろう宮城プロジェクト
代表 小関勝也

流出した思いでの写真を持ち主のもとへ/おもいでかえる第5回展示会

2014-04-07 17:45:53 | イベント告知
 おもに津波被害を受けた若林、宮城野両区で見つけられた写真を洗浄して、持ち主へ返す活動をされている「おもいでかえる」さんの展示会が仙台市宮城野区にある出花体育館で開催されています。16日まで。

 今回で5回目の展示会となりますが、大量の写真を洗浄し、管理されたものを展示する活動に頭の下がる思いです。
 筆者もこれまで三度うかがって被災した父方の実家(若林区井戸地区)の手がかりを探していました。そうしたら今回、叔父と叔母の写真を見つけ出すことができました。「津波で何もかにも無くしてしまった」と塞ぎ込んでいる叔母の喜ぶ顔が目に浮かびます。

 今回の提示会もさまざまなメディアに取り上げられているものの、まだまだ伝えなければならない方も多いと思います。若林、宮城野両区の沿岸部に住んでいた知人、同級生を見つけて届けることもできます。私の父親も「あす行ってみる」と張り切っていました。

 ぜひ多くの皆さんに思い出の写真を見つけてもらいたいと思います。(こせきかつや)
http://www.omoide-kaeru.com/
http://ameblo.jp/omoide-kaeru/

公開セミナー「気持ちを確かめ合う会話法」を開催します

2012-05-29 06:01:54 | イベント告知
 震災で家族を失った被災者の心の痛手は計り知れません。震災発生から1年3カ月、前を向いて歩みだしている被災者と接する際に、何げなく交わす言葉はとても大切です。相手の気持ちを確かめ合いながら会話を通じたコミュニケーションを一緒に考えてみませんか。

 ふんばろう東日本支援プロジェクト宮城支部では、被災者と接する機会が多いボランティアスタッフの皆さんに役立つ、会話を通じたコミュニケーションを学ぶ公開セミナーを6月17日、13時30分から河北新報社別館5階ホールで開催します。参加無料(事前エントリーなしでも参加できます)。
 講師は対話法研究所の浅野良雄所長です。ぜひ多くの方に受講いただければと思っています。
【資料・桐生タイムスの記事より】
http://www.kiryutimes.co.jp/news/2012/0123/1201232.html

※会場には駐車場がございません。
※セミナー終了後、16時から「ふんばろう宮城支部第8回ミーティング」も行います。関心のある方はぜひご参加ください(その後懇親会あり)。

【お知らせ】インターネット教材で受験生の直前対策をバックアップします

2012-01-29 00:17:51 | イベント告知
 被災地の公立高校受験まで約1カ月、ふんばろうの学習支援PJではインターネット教材で受験生の直前対策をバックアップします。
 
 「ふんばろう東日本支援プロジェクト」(代表:西條 剛央 早稲田大学大学院商学研究科 専任講師)は、東日本大震災により被災された子どもたちを対象に、インターネット教材による学習支援を無償にて実施します。
 震災の影響で教材や学習道具、学習環境に大きな影響を受けてきた中学生。3月上旬の公立高校受験を目前に控える中学3年生を中心に、2012年3月まで直前対策用インターネット教材の提供と学習相談を行います(中学1年生、2年生にも、順次教材提供を開始します)。
 この度のキャンペーンは、(株)建築資料研究社/日建学院ニッケンアカデミー本部様よりインターネット教材の提供を受け実現いたしました。今後はより対象を広げ、学習支援を展開していく予定です。

<対象>
 中学1、2、3年生 合計100名(先着) ※中学3年生を優先します。

<応募条件>
○東日本大震災で被災した家庭の中学生(罹災証明書のコピー提出が必要/画像可)
○自宅から通える範囲に塾・予備校がないこと(または経済的事情により通えないこと)
○高校受験予定があること
○インターネットに接続可能で、毎日使用できるパソコンがあること
※パソコンをお持ちでない場合はご相談ください。お申し込み状況によっては、貸与することも可能です。なおこの場合のパソコンは新品とは限りませんのでご了承ください。
※パソコンは、自宅以外の集会所やその他の場所にて使用できるものがある場合でも受講いただけます。

<学習支援内容>
○学びたい科目のインターネット教材のIDを貸与します。基本は、ひとり1科目ですが、学習カウンセリングの結果、複数科目の教材で学ぶこともできます
○インターネット教材のためのテキストを提供します
○学習内容でわからないことの質問や、学習に際しての相談などが電話やFAX、Eメールなどでできます
○教材の無償提供期間は、2012年3月末までとします

<申込方法> 
 学習支援を希望する中学生の保護者より、以下の事項を、電話にてご連絡または任意の用紙に記入いただき郵送にてお送りください。
□受講を希望するお子さまの氏名(フリガナも)/性別/生年月日/学年/希望学習科目
□保護者氏名
□住所/電話番号/Eメールアドレス
□FAX番号(お持ちの場合)
□インターネットが使えるパソコンの状況について(自宅/集会所/その他)
※罹災証明書は、画像データでお送りいただくか、または郵送にてコピーをお送りいただきます。

<申込期限>
 2012年2月29日(水) (申し込み順に順次提供していきます。)

<申込先>
 ふんばろう東日本支援プロジェクト・学習支援プロジェクト
◇電話の場合:0570-06-4439
◇郵送の場合:〒169-8050 東京都新宿区西早稲田1-6-1 早稲田大学9号館604号/ふんばろう東日本支援プロジェクト・学習支援 係

※お申込後、学習サポートスタッフよりお電話をおかけし、プログラムのご説明や学習状況など現状のご確認、今後のカリキュラムなどについてお話しいたします。
※り災証明書の内容などを勘案して、優先順位が高いと判断した学習者から教材を提供します。そのためお申込をされても選外になる場合があります。ただし選外となっても「問題集希望」とのご連絡があれば、「問題集」をお送りします。

同時募集:学習サポートスタッフ
サポート希望者にできるだけ対応したいため、同時に学習サポートスタッフも募集いたします。
<募集用件>
□教員、家庭教師または塾講師の経験があること
□ボランティアで子どもに勉強を教えたい社会人・大学生
□子どもたちからの質問に、電話やFAX、Eメールで対応いただきます。
可能な場合は、指導する子どもと直接顔を合わせるために被災地に1〜2回足を運ぶことできる方、または、現地で支援できる方を広く募集します。

【ふんばろう東日本支援の学習支援プロジェクト】
2011年11月に開始した「学習支援プロジェクト」は、震災によって大きく変化した子どもたちの学習環境において、学びをサポートする大学生・社会人の派遣、学習教材の提供などを通して、子どもたちの学びたい気持ちを伸ばし、未来を選んでいける力を育てるお手伝いをしていきます。中でも、震災の年に高校受験生という境遇にある中学3年生が、今年3月の受験まで精一杯学び、本番を迎えていただけることを大きな目的としています。
[ホームページ] http://wallpaper.fumbaro.org/gakushu_support

ガイガーカウンタープロジェクト講習会 宮城・岩手支部MTGを開催します

2012-01-06 23:17:08 | イベント告知
 ふんばろう東日本支援プロジェクト宮城支部のこせきかつやです。今年もよろしくお願いします!

放射能線量測定機・ガイガーカウンタープロジェクトを宮城、岩手支部でもスタートすることになりました。この取り組みは福島支部ですでにスタートしており、線量測定の基礎知識、正しい測定方法などを理解するためのものです。

■日時:1月9日(月) 13:30〜 
   ※10:30から宮城、岩手の両支部メンバーによるMTGを行います。 
■場所:仙台市市民活動サポートセンター 
http://www.sapo-sen.jp/map
■内容:一般向け講習会,貸出説明など。※多少内容が変更になる場合があります。

※出席人数を把握したいと思いますので、参加希望の方は宮城支部・小関まで(09065502648)ご連絡ください。