「桜を見る会」の問題、安倍政権が推進してきた「IR事業」をめぐる
汚職事件などが明るみにされないまま昨日通常国会が開会した。
まさに『疑惑国会』のスタートである。
本会議で施政方針演説に立った安倍首相は自らも公私混同と批判を
受けている「桜を見る会」や「IR汚職事件」「元閣僚の辞任」などの
問題に関しては全く触れず、五輪、パラリンピックを連発することで
多くの時間を割き、『復興五輪』に無理やり結び付けて、『最高の大会とする』と
言及し、前述の問題には複数の官僚の更迭、首のすげ替えという、得意の
『トカゲの尻尾切り』で相変わらずの説明責任逃れのまま幕引きを図ろうと
しているようだ。
疑惑を持たれている議員たちのコメントも呆れるもので『捜査に影響を
与えるようなことは控えたい』とか『適切な時期にはっきりと説明する』
或いは『不正、不適切な行為は一切ない』『コメントを控える』などと
的外れなことを言っており、説明も責任も自分が困るからできない・・
という態度がありありと表れている。
他の審議に影響があるということは多少あっても国民の多くが看過
できないと思っていることなので今日からも野党は結集して追及の
手を緩めないでほしい。