関東は今日もいい天気が続き、19日間雨が降っていないようだが
各地の積雪情報とともに北陸も一昨年と同じように大雪に
見舞われているという情報が伝えられている。
思えば・・・日本列島を襲った「強烈寒気」が日本海側に記録的な
大雪をもたらし、福井県(北陸自動車道)で立ち往生の続いた一昨年・・・
今年も新潟や北陸で動きを封じられ、雪道に閉じ込められた車列が
長く続いている様子が報道された。
埼玉はこの時季に見られる澄み切ったような冷たい空気と
眩いばかりの陽射しが降り注ぎ、青空がすっきりと晴れ渡っているが
風も吹いている。
先日、小寒に入り、いよいよ寒さも厳しくなってくるようだ。
今日はその二十四節気、小寒の次候(七十二候)
「水泉動(しみずあたたか ふくむ)」である。
「水泉動(しみずあたたか ふくむ)」である。
地中で凍っていた泉が動き始める頃。
かすかな暖かさを愛おしく感じる時期ということだが・・・。
まもなく(20日ごろからの)大寒と併せ一年で最も寒くなる頃だと
いわれている。
去年に比べると開花が遅く、まだ数個しか開いていない庭の赤い椿は
冷たい風に全身を小刻みに揺らしながら花も葉も寒さに耐えているように
見える。
すっかり葉の落ちてしまった木蓮の木はすでに枝の先端まで新芽が
出来て固く身を閉じたままだがやがて来る春を密かに待っているようだ。
隣家の蝋梅は既にたくさんの花が夕刻に近い午後の陽ざしの中で
艶やかに輝いている。
あと10日ほどで大寒・・そしてその後2週間たつと立春・・・
その頃も勿論寒さは厳しいが「冬来たりなば春遠からじ 」と思うだけでも
寒さが和らぐような気がするのだ。
小寒から大寒・・この時節に古来寒中水泳や寒稽古などいろんな行事も
行われてきた。
ブログ友からも寒中水泳の情報があるやもしれぬ・・・
私が寒稽古(居合道)をやっていたのは遥か昔のこと・・・
今も気持ちは変わらないのだが・・・
堪らず居合刀を手に取り夕日に翳してみた。
冷たい空気の中で夕日を跳ね返す刀身は実に美しい・・・
今日の千恵子選手の『絵手紙コーナー』
(青の太文字はfumiel-shimaの一言)
6日から私(fumiel-shima)の大好きな「柿」の冬季バージョン
「干し柿シリーズ」を・・・
続けることによってそれが楽しさや喜びにも変わっていくようだ。

ここでも自然の恵みを 一つ一つに思いを込めて吊るす
感じて・・・ 太陽、寒風が味方になってくれる


自然に感謝し、自然との共同作業に喜びを・・・
