『いつも、いつでも元気炸裂!』

どんな環境やどんな状況でも、どんな人とでも明るく元気な笑顔で交流するよう心がければ自他ともに更に元気な心が増幅します。

朝ドラ「らんまん」からふと気づいたことが・・・その3.

2023-04-13 11:25:18 | 喜怒哀楽をポジティブに
その3.の①
久々に見る懐かしい「胴乱」
「らんまん」のテーマ曲あいみょんの「愛の花」を聴きながら
その画面を見ていくと万太郎(神木隆之介)が「胴乱」を肩から
掛けながら歩いている。(宙を飛んでいる姿も・・)

私が小学3、4年生の頃だと思うが、父と弟の3人で時々出かけることが
あり、歩いて行ける範囲の雑木林などへも出かけていた。

社会科や地理の教師で郷土の市史編纂委員もしていた父は日頃何かと
忙しく、その中で時間がある時には5人の子供たちの4番目、5番目である
私たちに様々なことを体験させたかったのだと思う。

そのいくつかの体験の中でよく覚えているのが「※倶利伽羅峠の戦い」が
あった場所や土器などの採掘場所に連れて行ってくれたことである。

※「倶利伽羅峠の戦い」
(平安時代の末期、越中(富山)と加賀(石川)の国境にある砺波山の
倶利伽羅峠と呼ばれる場所で源義仲軍と平維盛率いる平家軍が激突した
戦のこと)

その外出時に常に私が担当係のような役目(?)で持って行ったのが
「胴乱」・・・
土器の欠片を入れたり、雑木林で拾った何種類かの葉っぱや木の実、
そして時々は弟が好きだった昆虫なども入れていたと思う。

下の写真で私が腿の上に乗せている鞄のようなものがその「胴乱」・・・



私たち子供は「どうらん」という発音で覚えたまま大人になり、
今日に至ったが今回、「らんまん」をみて「どうらん」とは
日本語なのか、外国語なのか・・どんな文字で表すのだろう?と思い、
検索してみて初めて「胴乱」という漢字であることを知った。

さらに由来や使用についても調べると・・・
〇日本古来の小型のかばんの呼び名。
〇筒卵とも表記される。
〇薬や印などを入れて腰に下げる長 方形 の袋。.
〇江戸時代初期に鉄砲の 弾丸 入れとして用いられたのが始り。
〇 最初は革、のちには 羅紗 などの布で作られたが、明治初期には
 再び革製が流行して、手さげ胴乱、肩掛け胴乱も作られた。.
〇採集した植物を入れて持ち歩く円筒状の容器。
などということがわかった。

「胴」や「筒」が使われるのは何となくわかるような気がするが
その後に「乱」や「卵」がつくのはなぜだろう?

私が使っていたのは下図のような軽い金属製のもの。

  
昔の胴乱の画像をみると素晴らしいと思えるものも多かった。
上方落語の演目の一つに「胴乱の幸助」というのがあるそうだが
どんな話なのか興味が湧いてきた。

コメント (14)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする