♪シンガーソングライター★近井智沙子のブログ☆彡

シンガーソングライターは趣味と言い切る近井智沙子のちょっとした日常を書き留めます。

超過死亡について考えよう6

2024-01-05 | 智ぃ沙な日常
さて、誰も待ってはいないかもしれないですけど、5歳階級
年代別死亡数が2番目に多かった90~94歳の死因別死亡数・
死亡率の解析です。

まずは大分類の死因別死亡数と死亡率の推移です。



85~89歳のときと同じく大分類死因トップは循環器系ですが、
次に老衰など・・・おそらくこの年代ですとこの数値は
ほとんどほぼ老衰になると思いますが、2008年くらいからの
増え方が急ですね。

死亡率のグラフは、90歳以上の人口は2004年までは
「90歳以上」のみ、2005年になってから「90~94歳」
「95~99歳」「100歳以上」に分けられたので2005年からに
なります。

死亡率で上昇率を見ると、85~89歳と同じく老衰などが
圧倒的に大きく、循環器系も2020年までは減少していたのに
その後増えているようです。

では中分類の死亡数・死亡率を見てみましょう。



中分類では、心疾患を老衰が追い抜きました。死亡率で見ますと
やはり老衰、心疾患、その他の呼吸器系が増えています。

小分類を見てみましょう。



やはり心不全、誤嚥性肺炎が顕著であと不整脈やその他の
虚血性心疾患など微妙に増えているのは85~89歳と同じ傾向
ですね。

最後男女別に大分類死因別死亡数と死亡率のグラフを見てみます。
まずは男性。



なんと、循環器系はトップですが次に来るのが呼吸器系、次に
がん、その次にやっと老衰などになるのですね。

女性のグラフを見てみましょう。



全体でみたときと同じになります。この年代ともなると女性の方が
多くなるからでしょう。

死亡率を見てみますと、男女とも死因の上昇傾向は全体と変わらない
ことが分かります。

死因の順位は違いますが、死亡率が増加しているのは85~89歳と
変わらず、心不全を始めとする心疾患、老衰と、細かなところで
誤嚥性肺炎が増えているということになります。
コメント
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