♪シンガーソングライター★近井智沙子のブログ☆彡

シンガーソングライターは趣味と言い切る近井智沙子のちょっとした日常を書き留めます。

超過死亡について考えよう9

2024-01-07 | 智ぃ沙な日常
続いて2022年の順番で言えば95~99歳なのですが、それまで5位
だった70~74歳を見ていきたいと思います。

まずは大分類の死因別死亡数と死亡率の推移です。



この年代はダントツにがんが多いです。循環器系、呼吸器系と
続いて、その次が傷病及び死亡の外因になります。この外因の
詳細は70代というくくりで分析するとして、今までと同じように
老衰などを排除せず中分類を見てみます。



心疾患、その他の呼吸器系が増えているのはこれまでの年代と同様
ですが、脳血管疾患と老衰ではない他に分類されないものも増えて
います。他に分類されないものは謎ですね。
小分類も見てみましょう。



数としてはその他の虚血性心疾患が心不全を上回り、上昇率は
それら2つと誤嚥性肺炎が大きいのと、今までと違うのは
脳梗塞と脳内出血が重なって2020年から少し増えているようです
(色が似ていて見にくくてすみません)

それから、誤嚥性肺炎よりも間質性肺疾患の方が多く、これも
結構増えているんですよね。

あと、説明していなかったかもしれませんが、2017年に分類表が
改定され、10600その他の呼吸器系の疾患(中分類)の下に
誤嚥性肺炎、間質性肺疾患とそれ以外の呼吸器系疾患の小分類が
できました。

余談なのですが、基本的に分類の仕方は変わっていないと思うの
ですが、2016年から2017年は神経系の疾患が大幅に増えているのも
気になっています(特に神経系の疾患は新旧分類表を見ても変更
なし)。
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超過死亡について考えよう8

2024-01-07 | 智ぃ沙な日常
今日は5歳階級年代別死亡数が4番目に多かった75~79歳の死因別
死亡数・死亡率の解析です。

まずは大分類の死因別死亡数と死亡率の推移です。



この年代も先の80~84歳と同じく大分類死因トップ3はがん、
循環器系、呼吸器系となります。その次に2021年からですが、
老衰などが4位に浮上しているのが気になりますね。

ですので、今までと同じように循環器系と呼吸器系、老衰などの
中分類を見てみます。



相変わらず、心疾患、その他の呼吸器系、老衰が増えていますが、
老衰ではない「18300 他に分類されないもの」も老衰と同じように
増えているのがかなり気になります。2008年頃から徐々に増えている
ようですが、2021年から2022年の傾きが少し急になっています。

団塊の世代が2022年に入ってくる年代なので、5歳階級で見ていくには
ちょっと複雑過ぎますね。とりあえず、同じように小分類も見てみます。



やはり心不全、誤嚥性肺炎の上昇が大きいのと、その他の虚血性
心疾患と不整脈も上昇しているようです。
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