サイコロジスト101

旧J&PホットラインSIG101opMr.髭が運営。
健康心理学、生理心理学、ストマネを学びましょう!

当日は大潮でした

2011-07-19 08:43:42 | Weblog
2011年7月17日の夕方、石巻の湊小学校避難所を出て、川沿いを南に出ようとしました。

ところがこの日は大潮。

15夜のお月さんがきれいでしたよね。

月の引力はさすがすごい。既に水かさが増し、川縁は堤防のないところ水浸し。

夜にかけてさらに水かさが増すという杉山先生のメール通り。

少しだけ南に下って、被災地の様子を目で確かめることにしました。

石ノ森漫画館の対岸、湊小学校側からの風景を、橋袂の半壊陸橋に登ってレンズを向けました。

ドーム型の建て屋が石ノ森漫画館。

その手前すべてががれき撤去の後で何もないのがわかります。

橋も半壊。大きなトラックが通ると、大きく揺れます。

欄干は危険そのもので、寄りかかることはできません。

台風6号が接近しています。今大阪は強い雨。明日上陸の可能性とか。

そういえば昨日のANA、揺れました。

避難所にこの大雨が行ったらどうなるんでしょう。台風が近づかないよう祈るほかありません。


2011/07/19・記





時計の針は止まっているが、時は動いています

2011-07-19 01:47:08 | Weblog
これは湊小学校の校舎の外観。

柱時計の針はいつも3時50分。

見慣れたせいか、風景に溶け込んでしまう止まった時計です。

子どもたちが再びこの校舎で勉強をすることはないかもしれません。

建物の修復には、想像もつかない時間と費用がかかるでしょう。

それでも、この、針が動かなくなった時計は、ずっとこの校舎の壁の一部としてあり続けるのでしょうか。

私の胸には、3時50分を指す針が、湊小学校の思い出と重なっています。

それにしても、すさまじい暑さの中、飛び交う蝿が健康を損ねることのないよう、避難者の方々におかれては十分ご注意ください。

日赤主導の医療班は昨日7月17日で撤退されました。

健康維持は地元の医療機関が担うことになるとか。

地元の医療機関といっても、心の健康を支える機関は乏しい現状です。

子どもたちの心の健康にも配慮が必要です。

夏休みです。この間に先生方は十分なる準備をしていただきたいです。

休み明けもやはり住吉中学校の校舎を借りての授業ということで、たいへんだとおもいます。

ぜひ、私たちが薦めるストレスマネジメント教育を、導入していただけたらとおもいます。

夏の祭りや秋の体育祭は、体を動かしてストレスを解消するアクティベーションの実践の場です。

文化祭は、音楽や絵画などでリラクセーション指導、あるいは心の整理のための文集作りなどの効果があります。

8月に予定されているお盆では、亡き人の初盆供養となります。

8月20日過ぎの2学期開始から2週間もすれば、震災半年のメモリアル。

ストレスマネジメントにぴったりの時期です。

教育委員会の先生方、夏休み中に研修を受け、ストレスマネジメント教育を開始してください。

お手伝いします。

2011/07/19・記



石ノ森漫画館:章太郎さんと握手

2011-07-19 01:43:18 | Weblog
2011年07月18日

石ノ森漫画館入り口には、看板があり、そのあといろんな漫画家の手形が。

そしてなにより、この石ノ森章太郎さんの右手像。

握手してきました。

なかなか大きな手でした。

この大きな手に、何名のファンが握手をしにきていたのでしょう。

朝早い時間帯だったのにもかかわらず、数名のファンとみうけられる人が訪れていました。

川の対岸風景も相当ひどい状況です。

はてさて、この地に再び記念館が建つ日がくるのでしょうか?

2011/07/19・記

石ノ森漫画館のある中州:樹に寄り添うボート

2011-07-19 01:38:28 | Weblog
2011年07月18日朝

石ノ森漫画館は中州に建っています、というか建っていました。

今はもう、廃墟のようで、ずたずたです。

やたらボートが打ち上げられて壊れ、放置されているのが目に入ります。

樹木に寄り添うボートをみたことがあまりないのに、なぜか自然な風景のように見過ごしてしまいます。

自然の風景にはけっしてない組み合わせですよね。そういえば。

被災地をみつづけていると、景色の中の日常性が失われます。

やはりこれは異常な風景なんだと、自らの感性に往復ビンタをしてシャッターを押しました。

2011/07/19・記

石ノ森漫画館のある中州

2011-07-19 01:34:27 | Weblog
2011年7月18日朝。

石ノ森章太郎さんの漫画記念館はどうなっているんだろうというので、訪ねてみました。

いやはや、すごい惨状です。

中州なので、津波の直撃をうけたのはもちろん、いろんなものが流れてきたようで、とんでもない景色です。

記念館を背景に、木が無残に傷ついてもなおたち続けているのが印象的でした。

2011/07/19・記