C組の様子です。
刷りの活動ではいろいろな道具を使います。
一人ひとりが十分に活動できるように工夫をしています。
その1つに大きなバットを使わずに2つのトレイを使用してい
ます。
2つに分けることでインクの練り具合や量を調節しやすくして
います。
また、小さいので片手で持ちながら作業ができます。
インクと版木の距離を近づけることができるので活動時間を
短縮できます。
刷りの(バレンなどでこする)活動の際は重ねて机上スペース
の節約もできます。
二人で1組の道具を使い、協力して活動します。
この方法でだいたい40分くらいで全員が1枚刷り上げます。
半紙をめくった時に現れる作品。
この瞬間が版画の活動の一番の楽しみです。
この楽しみがいろんな約束事や制約で半減しないよう授業工
夫を重ねることも専科教員の楽しみのひとつです。