A組の様子です。
布粘着テープでバッグをつくる題材です。
最初に布粘着テープを切る練習からしました。
① 手で切る。
② ハサミで少しだけ切込みを入れて手で切る。
③ 机に端をくっつけて、②の方法で切る。
以上の3つの方法のうちいずれか、自分がやりやすい方法で布粘着テープを切りました。
すべてをハサミで切ると、テープの粘着成分が刃にくっつき、ハサミが開きにくくなります。
①の方法が子供たちの間では、気持ちがいいようで、切れるとたいへんうれしそうな表情を見せます。
テープが切れるようになったら、画用紙を布粘着テープですべてうめます。
裏側もテープでうめてしまいます。
この部分がバッグの収納部分の基になります。
次に布粘着でハンドルの部分をつくりました。
粘着部分を貼り合わせて、一枚の布のように、それを繋いでつくりました。
用途やデザインに合わせて考えながらつくりました。
その過程で、布粘着テープを飾りに使うことができることを発見した人がいました。
テープの角を折り、作りたい形にした後、残った粘着部分でバッグ本体にくっつけていました!
すごいアイデアですね!
また、粘着テープどうしを貼り合わると薄いハンドルができます。
それでは持ちにくいと想像し、厚みをつけている人もいました。
布粘着テープを貼ること以外の用途で使う学習です。
自分のイメージに合うように、あるいはテープという材料から思い付いたことを形にできるように、様々な場面で思考する要素のある題材です。