雙葉スケッチ(6年生)その2

2020年09月11日 17時19分11秒 | 2020-6年生

A組の様子です。

 

私の指導の良くないところの1つに、基礎基本を繰り返し過ぎるところがあります。

説明の中で制作過程の順序や理をついつい繰り返してしまう傾向があります。

私自身が絵は好きだけどなかなか認めてもらえなかった経験があり、大人になって、今までの自分が基礎基本や理を蔑ろにしてきてしまったことを悟った経験からです。

 

子どもたちは熱心に意欲を持って描いているのだけれども、表現が大人しい感じがしました。

そこで最初に様々な作家のいろんな技法や表現を使った作品を鑑賞しました。

これが功を奏したのか、表現に思い切ってチャレンジする人が増えました。

葉の間から向こうを覗く感じを出すのだそうです。

いいですね!

 

思い切って様々な色を置くことで深みやおもしろさが出ています。

これは…校舎の中から外を見ているのですね!色味の違いでそれを表しています!

 

立ち上がって描く人たちもいました!

 

上の方に絵の具のチューブがあるのでこの部分の小ささが伝わると思います。

こんな細かな部分にまで工夫をこらしています。

 

みんな集中して描いていました。

どこか楽しそうで、表現を試したり、色合いを工夫したり、自分なりに考えて進めてることが分かりました。

 

グレーに色味が加わりとても美しいですね!

時間をかけて色の組み合わせやバランスを考えていることまで伝わってきます!

 

この大胆な色の置き方が廊下を印象的にみせてくれます。

色を置く密度まで考えて陰影を表現しようとしていることが分かります。

 

道具の使い方や動かし方を工夫し、新たな表現を生み出そうとしている人もいました。

なかなか良い感じに仕上がっていたようですが、本人的にはまだまだらしいです。

頭の中のイメージを具現化して、先生も見てみたいです!次も頑張ってください!

 

10月の中旬をめどに仕上げをがんばっています。

どんな校内風景ができるのか楽しみです!!



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