誰も知らない南の島

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「政治的意図をもって捜査することはあり得ない」特捜部/検察vs.小沢一郎―「政治と金」の30年戦争

2009年07月02日 | 谷本歩実柔道一本勝負
出版社/著者からの内容紹介
小沢一郎前民主党代表の公設秘書が、政治資金規正法違反の容疑で東京地検特捜部に逮捕されたのは去る3月3日のこと。「総選挙の取りざたされている中、異例の捜査が行われた。政治的にも法律的にも不公正な検察権力の行使だ」とする小沢氏が、さらに「一点の曇りもない」と力説すれば、特捜部も「政治的意図をもって捜査するということはあり得ない」とし、会見では異例ともいえる、逮捕適用法令の説明まで行った。真っ向から対決する両者の原点は、1976年のロッキード事件に遡る。田中角栄、竹下登、金丸信各氏の下で政治手腕を磨いてきた小沢氏と、あらゆる法律を駆使して「政治と金」に挑み続けてきた検察が繰り広げてきた両者の対立を描きながら、西松建設事件の背景を活写する。

内容(「BOOK」データベースより)
小沢の秘書逮捕直後から沸き起こった「国策捜査」との検察批判。疑惑に対して「一点の曇りもない」と力説する小沢。その裏には、角栄、竹下、金丸の下で政治手腕を磨いてきた小沢と、「政治とカネ」に挑み続けてきた検察が繰り広げてきた対立の構図があった。積年の暗闘の全てを描く迫真ドキュメント。

出版社からのコメント
ストレートに事件とその背景を追うのはもちろん、これまでの検察関連本にはない視点をいくつも入れました。「捜査官」と呼ばれることを嫌う検事たちの習性は? 数々の疑獄事件で特捜検察を陰で支えてきた特捜資料課の現状は? など、特捜検察の組織編成や現状、捜査遂行上の諸問題などにも触れています。小沢前代表の公設秘書逮捕後、「検察の暴走」「国策捜査」などといった意見が多く上がりました。今では広く認識された「国策捜査」なる概念についても、検察はどうとらえているのか、具体的事件を紹介しながら詳しく解説します。また、公設秘書の逮捕容疑に適用された「政治資金規正法」は、一般には馴染みのある法律です。しかし、その成立や改正の過程を振り返ると、意外な事実があることに驚かされます。そして今回、特捜検察がこの法律を有力な"武器"にした理由は何か。そこに大きなポイントがあります。さらに、小沢氏が会見で述べたように、絶対の自信を持っている根拠は何か。「剛腕」と称された小沢氏のルーツを遡ることで明らかになります。
検察vs.小沢一郎―「政治と金」の30年戦争
産経新聞司法クラブ
新潮社

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中国に対応するための外交政策の指針/自由と繁栄の弧

2009年07月02日 | ふたりの真希
10 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
麻生氏の肉声が密封された「読む景気対策」, 2009/5/11
By かぶ (東京都練馬区) - レビューをすべて見る
私が幼いころ、日本語とは別の「国会語」があったと思います。
一昔前までは、政治家の言葉というのはどこからつつかれてもいいように、強固かつ曖昧に武装されたものというイメージがありました。
しかし現在、国会中継などで聞く麻生氏の言葉はその対極にあります。
そしてその「麻生節」が、この本にもふんだんに詰まっています。

語り口調で書かれた書き下ろし部分やインタビュー部分、そして敬語で書かれたスピーチ採録にいたるまで、どこをとってもそれを口にする麻生氏の声と重なってきます。
そういう意味で「血の通った本」と言っていいのではないでしょうか。

この本は麻生氏が外務大臣のころに出版された本なので、話も大半が外交がメインになっています。 中身としては、日本の代表として麻生氏が祖国日本に対する誇りを胸に、活き活きと活動する姿が目に浮かぶような本ではありますが、決して「私はああした、私はこうした」と書き連ねてあるような本ではありません。
政治活動によって育まれた麻生氏の博識とそれに裏打ちされた明快な理論、そして何よりも日本を愛してやまない政治家・麻生太郎の明るい政治哲学やビジョンのようなものが盛り込まれています。
そしてその内容は、麻生氏が総理大臣になった今でも色褪せることなく、一時期「ブレる」という言葉で揶揄され続けた政治家とはまったく違った、一本の太い芯のようなものを感じさせてくれます。

できることなら、麻生氏を愛する「自称秋葉原オタクの皆さん」だけでなく、色々な層の人に読んで頂きたければと思います。 そうすれば、麻生氏の支持者が「マンガ好きの総理だから」「オタクの心が分かるから」「2ちゃんで人気だから」支持しているわけではないと、わかって頂けるはずです。
新聞やテレビのニュースでは伝わってこない麻生氏の姿を、「本人の口から」知るための資料と思っていただいてもいいと思います。

とにかく、元気がもらえる本です。
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89 人中、84人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
柔軟な対中国政策, 2009/3/15
By 至高の豚 (激怒と爆笑の間) - レビューをすべて見る

この麻生氏の講演集は、経済、軍事、政治、外交の面で影響がますます巨大化する中国に
対応するための外交政策の指針がメインテーマとなっているように思う。

日本の21世紀の対中国政策は、経済・貿易は積極的に関係を深めながらも安全保障の面では
(1)米国との同盟関係を堅持し、台湾問題も含め中国を牽制する。
   =>中国との軍事衝突の危険性をはらむ。
(2)米国との同盟関係は維持しながらも、中国とも一層友好関係を深める。
   =>いずれは中国の桁違いの大きさに飲み込まれてしまう可能性がある。
という悩ましいニ者択一的議論しかされていなかったように思う。

しかし、この本では「自由」という価値観を全面に出し、東南アジア、インド、中東、旧ソ連
の中央アジア諸国、東欧、北欧という国々を弧状のフロンティアと見立て、友好関係を維持
すべき国を見出す指針としているようだ。
背後にはEU(NATO)とアメリカがあり、よく見ると、ロシア、中国という旧共産圏を
取り囲み、北半球を一周する楕円型になっていることに気が付く。

第2次大戦以来、日本はODA、PKO等の国際支援の場で、けして他国に自分の価値観を
押しつけることはなかったが、台頭する中国に対し、封じ込めるというよりも、自由という
価値観により、自由主義陣営に引き付けるという方策に見える。

これは今までになかった視点であり、日本にとっては、最善の外交方針なのかも知れない。
これなら親中派も反中派も納得できるのではないだろうか。柔軟で懐の深い世界観だと思う。
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83 人中、76人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
とてもお薦めの一冊です。世界情勢を鋭い視点から述べられています。, 2009/3/14
By ecology (兵庫県) - レビューをすべて見る
麻生総理が外務大臣時代に書かれた本です。大臣時代が長いので各国と日本の関係についてかなり詳しく述べられています。かなり読み応えあります。タイトルにある「弧」とは日本からアジア、インド、中東、東欧に至る地域を一つの「弧」と捉えております。
でも日本とは敵対関係にある北朝鮮については殆ど触れられていないのはまだ時期尚早といった所でしょうか。一番凄いなと感じた所は自衛隊のイラク派兵で当時の小泉総理に助言をしてその一言がきっかけで派兵になった経緯を述べた所です。
また、その地域におけるアニメの効用について「キャプテン翼」「大黒選手」「犬夜叉」「ローゼン閣下と呼ばれるようになったエピソード」等等、アニメファンにはたまらない内容です。
つい先日読んだ「とてつもない日本」とは内容的にアニメ以外の部分はかなり専門的です。非常に時間がかかりました。でも麻生総理がどのような価値観をお持ちなのかを知る上では非常にお薦めの一冊です。
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219 人中、203人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
★★★日本に対する深い愛情が感じられる一冊★★★, 2009/3/13
By 日本を守り隊 "セブンアンドワイ" (滋賀県) - レビューをすべて見る
本書を読んで、麻生総理の感動的な所信表明演説を思い出しました。

麻生総理は、「私は日本の可能性を信じています、私は決して逃げません。」と断言されました。

そして、その言葉通り、麻生総理はマスコミの狂ったような反麻生のネガティブキャンペーンに負けず今も総理として頑張ってくれています。

本書を購入された皆さんの中にはもしかしたら「面白半分」で購入された方もおられるかもしれませんが、

本書を読めば、麻生総理の魅力と「国を想う心」に必ずや心を動かされると同時に、

「麻生総理を誹謗中傷していた日本のマスコミの馬鹿さ加減と彼らの異常な反日・自虐ぶり」を痛感されることでしょう。

「日本という国家に対する誇りと愛情に溢れた麻生総理の所信表明演説に感動した我々日本人とは違い、

麻生総理の所信表明演説を敵意と憎悪に満ちた目で見ていた異常な連中が日本の政界・官界・マスコミ業界には恐ろしいくらいに沢山存在していた(いる)」

ということを我々日本国民は絶対に忘れてはいけないと思います。

麻生総理、我々日本国民を勇気づけてくださり有難うございます。

本当に素晴らしい著書を有難うございました。

一人でも多くの日本国民の皆様方が本書をお読みになられるよう願います。
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284 人中、266人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
麻生新総理の地政学, 2008/9/30
By 絶対無 - レビューをすべて見る
此の「自由と繁栄の弧」はH.J.マッキンダーのハートランド理論や其れを発展継承させたスパイクマンのリムランズ理論を彷彿させる訳ですが,孰れにせよ日本からの視点で此の様なVisionを示した事は大きな意義があると思います.

本書の中にある「自由と繁栄の弧」を示した地図を観ると,其れがユーラシア大陸の中心をグルッと囲む様に,日本を発して東南アジア,南アジア,中東,西アジアを経て,そして欧州へと繋がっている.其れは経済や政治で対立する大陸の国家群ロシア,チャイナ,南北コリアへの牽制であり,其等を囲む様に自由と繁栄の国家群を築き上げようと言うプランである事も感じられます.

勿論,チャイナへの牽制ばかりでは無く今後大きな市場たり得るチャイナに対して如何にして共に利益を享受するかと言う事も述べられています.マクロ視点としての「自由と繁栄の弧」を示し軸にして,ミクロ視点として日米間,日中間を外交政策からどの様にすべきか,そして其の為には日本はどうすべきかと言うVisionを示している,今迄の外交政策では日米,日中の様に二カ国間の対処策的な処が多かったが,此れは久し振りに観る,多くの国・地域を股に懸けた空間的な繋がりを持たせていると同時に,スケールを重ねた重層的な戦略Visionであると思います.

受動的な日本から能動的に自国の価値を発信する日本への変貌を期待させる内容です.新総理になった麻生氏が何処まで此の政策を実現出来るかにも期待したいです.

自由と繁栄の弧 (幻冬舎文庫)
麻生 太郎
幻冬舎

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人間だけじゃ、幸せになれない/地球に恩返しする本―鳩山邦夫のエコ・トーク

2009年07月02日 | ふたりの真希
内容(「BOOK」データベースより)
人間だけじゃ、幸せになれない。魚や鳥や虫やけものたち、木や花などの植物たちとにぎやかに暮らしていける地球にできたら―。ラジオ日本で好評を博した対談が、ついに一冊になりました。
地球に恩返しする本。―鳩山邦夫のエコ・トーク
地球船クラブ
ポプラ社

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昭和29年の首相就任までの吉田茂との確執/鳩山一郎・薫日記 (下巻)

2009年07月02日 | 谷本歩実柔道一本勝負
内容(「MARC」データベースより)
昭和29年の首相就任までの吉田茂との確執、30年の保守合同、31年の日ソ交渉-。首相夫人として一郎の政治活動を常に気づかい、共立女子学園長として過ごす激務の日々を記録する。昭和27~34年の一郎逝去までを収録。
鳩山一郎・薫日記 (下巻)
鳩山 薫,鳩山 一郎,伊藤 隆,季武 嘉也
中央公論新社

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26年、政界復帰を目前に病に倒れるまで/鳩山一郎・薫日記

2009年07月02日 | 谷本歩実柔道一本勝負
内容(「MARC」データベースより)
昭和13年から26年までの鳩山一郎日記の全文を収録。戦後、自由党総裁として組閣寸前に公職追放を受け、26年、政界復帰を目前に病に倒れるまでの激動の日々が記された貴重な記録。
鳩山一郎・薫日記〈上巻〉鳩山一郎篇
鳩山 一郎
中央公論新社

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日米開戦阻止、投獄、憲法制定、サンフランシスコ講和条約締結/吉田茂 ポピュリズムに背を向けて

2009年07月02日 | ふたりの真希
「宰相の器」とは?未曾有の国難に立ち向かった気骨溢れる男の生涯。

内容(「MARC」データベースより)
「宰相の器」とは? わが国の独立回復という偉業を成し遂げた吉田茂という不世出の政治家の半生を振り返りつつ、彼が万感の思いでサインしたサンフランシスコ講和条約の意味をもう一度確認する。

吉田茂 ポピュリズムに背を向けて
北 康利
講談社

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なぜ野中広務は自身も発起人となった臓器移植法案の採決を棄権したか/差別と日本人 /辛 淑玉

2009年07月02日 | 無題
7 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
筋金入りの二人が語り合う日本人論, 2009/6/28
By 歯職人 - レビューをすべて見る
 筋金入りでかつ試され済みの元衆議院議員・野中広務氏と「みなし言論人」・辛 淑玉氏による、昭和と平成の日本人と国家・日本論と言えるものです。
 野中広務氏の個人史を中心に対談が進行し、戦争、差別、アジアと硬質の話題が展開するが、野中氏・辛氏ともに身近な体験を踏まえた全体像への接近、社会総体への視点を持ち合わせまた実践を伴い空理空論にならず、真剣勝負の言葉が飛び交う。
 分量としては、辛氏の筆による部分が多いが、政治の中枢・政治の闇に接近した野中氏の言葉の重みにより、共著と十分に呼べるバランスとなっている。いわば辛氏が聞き役であり、野中氏に対し訴える「陳情者」の役割を担っている。
 日本の政策・社会保障政策から欠落・除外された「在日」の存在を振り返ることも無く、今だ「国民皆保険」「国民皆年金」との言葉を注釈無く使う「専門家」の群れの軽さが、思い出される。
 政治家の顔が、吉田茂、田中角栄、野中広務等と続く「癖のある」顔から、漂白され油抜きの「ボンボン」顔となり、それと同時に言葉が軽くなる現代に、辛氏のメガネに適う数少ない対談者としての野中広務氏の遺言であり、残された仕事への意欲の開陳とも言える書である。
 差別にのた打ち回り、血を流した二人による、もう一つの戦後政治史といえる。是非、お勧めしたい一冊です。
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28 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
麻生太郎が首相になる前に出版して欲しかった。, 2009/6/21
By ビン・ラーディン (大阪市内) - レビューをすべて見る

 今までに聴きに行った講演のうちで、一番感銘を受けたのが野中さんの講演、二番目に感銘を受けたのが辛さんの講演だった。5年程前の辛さんの講演の質疑応答で「野中広務氏らの努力で、民族名のままでも日本国籍を取得できるよう、国籍法が改正されたのに、何故在日の方たちは日本国籍を取得して、日本を多民族国家にしようとしないのか?」と質問し、「自民党政権の懐柔策に乗る訳にはいかない。」という主旨の返答をされたあの辛淑玉さんが、ついに野中氏と共著を!新聞広告を見て、書店に駆けつけた。

 本の形式としては両著者がそれぞれ「まえがき」と「あとがき」を書き、そのあいだに辛さんが野中さんに行ったインタビューに辛さんが後で解説を書き加えると言うもの。その辛さんの解説がかなり量があり且つ自説を述べた内容もあるので、両著者の分担比率は実質、野中3割、辛7割、というところである。解説での辛さんの独走ぶりに、「野中さん本当に内容チェックしたんかいな」と心配したが、やはり「あとがき」で「「やられた!」という印象だ。」と書いておられる。

 特に162~166ページの「麻生太郎の暴言」にはこれまで伝えられていた「民を首相にするわけにはいかんわなあ」とはややニュアンスの異なる「野中やらAやらBはの人間だ。だからあんなのが総理になってどうするんだい。ワッハッハッハ」てのが、野中さんの口から紹介されていて驚いた。被害者が野中さん以外にも二人居た事を初めて知った。

 本書の出版があと一年早ければ、現在の「最低内閣」は避けられたのではないかと悔やまれる。
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51 人中、28人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
自らが語る「差別と権力」、そして日本社会の深淵, 2009/6/13
By ☆juri+cari☆ "◇抹茶◇" - レビューをすべて見る
本書は、政治家として第一線で活躍し

引退後も熱心に政治に関する発言をされている野中広務さんと

人材育成会社を経営され、「在日」や「」に関する発言でも知られる辛淑玉さん

による対談を収録したもの。


対談は、野中さんの経歴をたどる形で進み

ハンセン病判決、人権擁護法案、北朝鮮、国旗国歌法案

あるいは、石原慎太郎さん、新井将敬さん

など「差別」に関わりのある様々なテーマ・人物に議論が及びます。


もちろん、多くの読者が気になっているであろう、

現在の総理大臣による(とされる)発言についても、

当事者である野中さんがご自身で述べておられます。


本書で描かれる「差別」に関する発言・記述は、

とりわけご両人が自ら体験されたエピソードは

どれも胸を締め付けられるような思いがしましたが、

個人的に一番印象深かったのは

幼いお子さんをなくされた野中さんが

自身も発起人となった臓器移植法案の採決を棄権した話。

同法の改正が議論される今だからこそ

ぜひ多くの方に詠んでいただきたいと感じました。



発言や記述の中には、かなり口調の強いものや

やや誤解があるように感じられるものもありましたが

そうした発言をせざる得ないような

差別とそれを放置・容認している社会への強い憤りが

ヒシヒシと伝わる本作。



同和問題や在日朝鮮人、ハンセン病などはもちろん

アイヌや外国人などいまだに多く残る「差別」について

目を向け、より深く知るきっかけにしていただければと思います。
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103 人中、43人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
批判のバランスを欠く, 2009/6/12
By 蝉丸 (京都市) - レビューをすべて見る
書店店頭で走り読みした範囲で恐縮なのですが。
石原慎太郎や麻生太郎の差別意識を問題にするのもいいでしょう。
ならば同じようにその批判精神を北朝鮮の金体制に向けたらどうなのか。
「大したものです」とか翼賛してないで。
批判のバランスを欠いているので、気分が悪くなりました。失礼しました。


差別と日本人 (角川oneテーマ21 A 100)
辛 淑玉,野中 広務
角川グループパブリッシング

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Panasonic デジタル一眼レフカメラ LUMIX GH1

2009年07月02日 | ふたりの真希
27 人中、25人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。

フルHD動画の威力絶大。ライブビューやAFの動作もストレス無いです。
2009/4/25By FXDWG (神奈川県横浜市)
フルHD動画が撮影できることに魅力を感じ、購入しました。
フルHD動画撮影機能はキヤノンのEOS 5D Mark IIやEOS Kiss X3も搭載していますが、
このDMC-GH1は"デジタル一眼レフ"ではなく"デジタル一眼"であることが動画撮影時にはメリットで、ライブビューモニタだけでなく、ファインダーを使用することが出来ます。
これができることにより、カメラをしっかりとホールドしつつ動画を撮影することが出来、手ブレの少ない見やすい映像を撮ることができました。

なお動画撮影時にはSDHCカードはClass6以上が求められ、PLANEXのPL-SDHC16Gは問題なく使用できました。

注意点としては、同じパナソニックのビエラを使用していない方は、撮影した動画をカメラからテレビにHDMIケーブルで接続して鑑賞することをオススメしますが、DMC-GH1にHDMIケーブルは同梱されていないので、別途HDMIミニケーブルを購入する必要があります。

内容紹介

フルタイムオートフォーカス搭載、AVCHD動画対応 ハイビジョン「ムービー一眼」
コンパクトボディを実現するミラーレス構造採用 世界最小・最軽量※ボディ ※2009.3.25現在。動画撮影機能搭載レンズ交換式デジタルカメラのボディとして。
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商品紹介
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コンパクトボディを実現するミラーレス構造採用。写真もムービーもカメラを向けるだけで、簡単・綺麗に撮影できます。

商品の説明
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Panasonic デジタル一眼カメラ LUMIX GH1 レンズキット コンフォートブラック DMC-GH1K-K

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