山行年月日:2017年5月14日(日)、晴、無風
参加者:G.G.他7名
アクセス:往路:各務原7:00→木之本IC→R303→R367(鯖街道)→9:00葛川坊村町P(150km)
復路:琵琶湖大橋→栗東IC→各務原、往路より走行距離は短いが時間は多くかかった。
歩行データ:距離:約11 km/所要時間:6:55(昼食、休憩時間などを含む)/累積高度:1,330m
コースタイム:
駐車場9:15→11:30御殿山→11:40ワサビ峠→12:40武奈ヶ岳、昼食13:10→13:30コヤマノ岳
→13:45中峠→14:15ブナワサビ峠→14:30御殿山→16:10駐車場
GPSトラック:ワサビ平から時計回りに周回した。中峠からワサビ平間の道は荒れている。
(1目盛:約300m)
GPSトラック標高図:
登山口(標高300m)から標高850mまでは急登であるので初めはスロ―ペースの維持に注意。全体的に道路状況は良く整備され歩きやすい。
山行リポート:
■葛川(「かつらがわ」と読む)市民センターに駐車し、安曇川の対岸の登山口に向かう。
■登山口付近の坊村集落は茅葺きの急勾配の屋根をトタンで覆った家並みの山村風景が嘗ての若狭街道、或いは鯖街道(全長71km)の名残を彷彿させる。
■登山口近くのトイレの付近には大勢の若者が待機していた。武奈ヶ岳が人気の山であるのが覗われ、山中での賑わいが予感された。
■地主(「じしゅ」と読む)神社、名王院の前を通り過ぎ、登り始めると直に急登の道となるが新緑の真っ只中で気持ち良い。
■ワサビ平を過ぎると大きくたおやかな山容が間近に迫ってくる。右手のピークが武奈ヶ岳である。
相耳峰のように見えるが地形図では単独峰である。
■山頂は数十人が憩っていて賑やかである。順番待ちで記念撮影も慌ただしく済ませたので人物配置、表情もイマイチである。360度の大展望を期待していた二百名山の眺望は生憎の春霞のためか殆ど無く誠に残念である。
■途中、イワカガミの群生地があり、可憐な花で一杯であった。
■スミレも路傍で数多く見られた。
■御殿山付近になると多くのオオカメノキが真っ白に花を着けていた。
■山頂から往路を戻る組と、稍々ハードなコヤマノ岳、中峠を迂回する組とに別れて下山した。
迂回路は距離も長くワサビ峠への高度差100m位の登路が沢の中を通る荒れた悪路があり初心者向けでない。なお、水量が多ければ難儀しよう。
■ワサビ峠で分かれた二組が合流し、後は往路と同じ道をひたすら下る。
時間も4時頃となると、木漏れ日の陰が長くなり、山は黄昏時である。
雑感:
■往路は150kmの道程を2時間で突っ走れ、高速道路の有難味を実感する。
■R367は嘗て若狭街道と言われ、鯖街道のひとつであった昔の家並み残っていて風情がある。
折があったら、ドライブで走ってみたい。
■標高850m位までは急勾配であり、スタミナ温存のため登り始めのペース配分に注意が必要。
■コヤマノ岳を経由する道はワサビ峠付近が沢中で荒れていて初心者向けでない。
特に雨後は避けるのが賢明であろう。
■今回はセールスポイントの展望が皆無で誠に残念。又の機会に期待しよう。
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