山行年月日:2017年4月30日(日)、快晴無風
参加者:G.G他9名
アクセス:各務原7:00→(R156)→(R315)→(美並町高砂)→8:20瓢ヶ岳登山口(45km)
歩行距離:約8.3 km/所要時間:4:55(昼食、休憩時間などを含む)/累積高度:1,164m
コースタイム:
宮奥登山口8:30→三枚滝→11:00瓢ヶ岳11:45→13:25登山口
駐車場13:35→(車で約1km移動)→八王子峠、ニリンソウ鑑賞14:25
GPSトラック:赤線がトラックで、分岐点からは時計回りに周回した。青線は車で八王子峠までの移動ルートを示す。
(1目盛:約300m)
GPS標高図:登りの勾配は緩やかであるが、下りは標高800m位まで急勾配なのが分かる。
山行リポート:
■林道が急カーブするコーナーが宮奥登山口で、路肩に車が数台置けるスペースあり。
■歩き出して15分位で三枚滝への下り口に着き、20m位下ると滝壺に着く。紺碧色の水が湛えられ、落差は小さいが、一丁前の滝である。三枚とあるから三段の滝があると思うが2段しか見えない。
■下の方は新緑であるが標高900m以上では、未だ木々は落葉したままである。
■途中、登山道が沢筋の所もある。雨後で水量が増せば難渋するであろう。
■山頂近くにタムシバが青空をバックに輝いているのが印象的であった。
■11時頃に頂上に着く。先客が10数人居て何時もながら賑やかである。能郷白山以外の高嶺は快晴であるものの春霞で同定できない。
■山頂でゆったりと食事を摂り、記念撮影する。今回は参加申込者が10人であったのに対して、参加者も10人で、参加率は100%となったが、この数字は新記録である。
■春霞で眺望が効かないので奥瓢を通過する。やがて中美濃登山道と宮奥登山道の分岐点に来る。此処で右折し下山にかかる。
既出の標高図からも分かるように標高800m位まではかなり急勾配で足の爪先が靴に当たって痛い。
■瓢ヶ岳山頂を後にしてから1時間40分で登山口まで戻る。ここで休憩し、登山靴を履き替えてから八王子峠に向かって車で1km程移動する。八王子峠は広々した小公園で、八王子神社と刻んだ石碑もあり、小さな祠が祀られていた。
■此処で記念撮影を済ませすてからお目当てのニリンソウ見物に出かける。広場左側から谷側に向かう余り手入れされていない遊歩道を下って行くと、右手にニリンソウの群生地が広がっていた。
■ニリンソウの開花は2,3分程度ではあったが、十分に楽しめた。群生地は広く、満開時はお花畑がさぞかし見事であろう。
■ニリンソウの群生地を後にして、星宮神社に立ち寄り見学、参拝する。付近一帯は「粥川の森」と称する公園になっていて、星宮神社、粥川寺、円空ふるさと館を中心に遊歩道が設けられている。
ふるさと館で入手したパンフには、星宮神社は高賀六社の内の一社であること、粥川集落では「うなぎ」は神の使いとして大切にし、食さないこと、左鎌絵馬奉納の習わしがあることなど歴史を感じさせる事物が記されている。
(パンプレット)
(星宮神社)
(奉納された左鎌絵馬)
雑感:
■瓢ヶ岳の美濃市側からの表登山道は良く整備され変化があり面白が、今回登った美並からの宮奥登山道は稍々荒れ気味で、面白みにも欠ける感がある。因みに、当日、出会ったハイカーは皆無であった。
■登山道は数カ所で路肩が崩落していて滑落の危険性があり、慎重な通行が要求される。
■分岐点からは時計回りに登るのが賢明である。斜度の低い方の登山道を登ることで体力的な負担を低減できよう。
■八王子峠のニリンソウ群生地は知名度は低いものの、想像していたよりも規模が大きく穴場的な存在である。
■星宮神社は鄙には稀な立派なお社であり、登山とは別の機会に円空ふるさと館と合わせて訪れる価値があると推察した。
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