山行年月日:2018年3月18日(日)、薄曇り、無風、寒波襲来
参加者:G.G.他8名
歩行データ:
沿面距離≒11.1km/所要時間≒6:43(昼食、休憩時間などを含む)/累積標高≒1,110 m
アクセス:16BK駐車場9:05→9:20白山神社
コースタイム:白山神社 9:27→12:21金華山12:56→16:10白山神社
GPSトラック:
トラック図を下に示す。帰路は矢印のように少し変化を加味した。
白山神社→金華山→(七曲りコース)→(唐釜コース)→(妙見峠から迂回路)→白山神社
なお、妙見峠からの迂回路が正規の登山道のようである。 (1目盛約300m)
GPSトラックの標高図:
■下図から分かるように野一色権現山、洞山、鷹巣山と3ピークを越えてから金華山に達し、途中岩場もあり、可成り手応えはある。
又、歩行時間も7時間になんなんとするロングコースであり、初心者向けではない。
山行リポート:
■白山神社は立派な社である。登山口は社の左側である。
■縦走路の北側に陸上自衛隊の射撃練習場が眼下に望める。注意していないと見落としがちである。
黒いアスファルト部分が射撃場である。
■路傍にある何株かのアオダモが真っ白い花を咲かせていた。花の様子は線香花火に似て可憐である。
アオダモは5年に一回しか咲かない貴重な花だそうであり、今回巡り合ったのは誠に幸運である。
花言葉も「幸福な日々」である。
因みに、アオダモは野球のバットを始め、各種スポーツ用品や家具に使用されている。
■途中、コシアブラの木が沢山あり、帰路に新芽部分などを沢山採取し晩御飯のおかずにした。
帰宅してから天ぷらにして食す。ほろ苦い風味に舌鼓を打った。
■鷹巣山を過ぎると遥か彼方に新緑の金華山が望めるようになる。
■道から少し外れると岩戸公園が眼下に望めるビューポイントがある。断崖絶壁であるが、安全柵が無いので要注意である。
■金華山近くになると、多くのハイカーが来て、中には登山道以外を歩く不心得者がいるせいか、
登山道の両側には無粋な立入禁止の黄色のテープが張り巡らされていた。
せめて黄色のテープでなグリーンのロープにでもしてくれたら景観を損なうことは無かろうと思う。
■城への道は主(左側)従(右側)の二本あり、右側の道を行くと、井戸跡と谷を埋めて護岸した石垣が見える箇所に来る。四百数十年前に築かれたそうであるがしっかりしている。
■岐阜城の美しい天守閣前の広場は大勢の観光客、ハイカー、小鳥の餌付けする人などで今日も賑やかである。
■天守閣広場でゆったりと昼食を摂り、他のハイカーと話したりし、記念撮影を済ませ帰途に着く。
雑 感:
■本コースは低山で特段絶景があるわけでないが、南側に広大な濃尾平野が望め気持ちの良い尾根歩きが楽しめる。■本コースは途中岩場もあり、3ピーク越えで、歩行時間も7時間弱のロングコースで初心者向けでない。
■5年位に一度しか咲かない、アオダモの花に出会えたのは大変にラッキーである。
■コシアブラを沢山採取し、帰宅後天ぷらと「おひたし」にして食したが、天ぷらは大変に美味であった。ほろ苦いこの味は病みつきになろう。
因みに、コシアブラは山菜の女王と言われ、たらの芽は山菜の王様と言われるそうである。
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