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鏡開き・蔵開き

2008-01-11 10:10:56 | 日記・エッセイ・コラム

今日、一月十一日は鏡開きの日であり、蔵開きの日でもある。

[鏡開き]
 鏡餅を自宅の臼でついて作ったのはいつ頃までであったろうか。

 その昔、生家では十二月二十六日頃、朝早くから自宅の土間に臼を出し家族総出で正月用の餅をついた。
その後は、臼から電気餅つき機に代わるも年中行事として家族全員で餅をついたものだが。

 いつの頃からであろうか、家内が餅つきをわずらわしいと言って手伝わなくなったのは。
それでも、昔からの慣習に郷愁をおぼえる小生は一人で数年何とか続けたが虚しく結局やめてしまった。

 家でついた餅は、無添加で密封もしていないので、鏡開きの頃にはカビが生え割れが生じていた。

 鏡餅は包丁で切らず、金槌で割るものだと教わってきた。元々硬くて包丁では切れず、手で割るか、何かで叩いて割ることになるのだが。
最近市販されている鏡餅の多くは小餅が詰まっていたり、一体の物でもプラスチックで密封包装されているため割れも入らない。
結果として、金槌で割ることが出来ず、止むを得ず包丁で切っている。

 今朝も、下げた鏡餅を包丁で切って食した。

[蔵開き]
 
まだ生家に住んでいた頃は、新年になって今日から土蔵を開けてもよいことになっていた。
特に行事をするわけではないが、元旦から十日の間は土蔵を開けてはならず、この間に必要な物は大晦日までに土蔵から出しておく必要があった。

 理由は分からないが、元旦から十日までは仕事はせずに、正月気分で過ごそうと言うことであったのではと推測している。

 何故十一日なのかご存知の方がおられたら教えていただきたい。