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サイの神

2008-01-13 15:54:47 | 季節

 今日、町内の児童公園でサイの神行事が行われた。
全国的には「どんど焼き」として知られている小正月の行事である。
従来は小正月の一月十五日に行われたが、ハッピーマンデーで休日が月曜日となったことに合わせ、今日十三日に行われた。
子供達が小さい頃は一緒に参加していたが、夫婦二人の世帯になってから小生一人だけで参加するようになって久しい。

 「サイの神」をネット検索すると次のような解説があった。

 「歳の神」は「さえのかみ(賽の神・障の神)」のこと。行路を守る道祖神のことです。
近世になって、その姿、形から良縁、安産、夫婦円満の神様に変化しました。
この神様を祭る風習が東北地方では歳の神(さいのかみ)・歳の神焼き、西の方では差義長(さぎちょう)、全国的には「どんど焼き」として親しまれている風習です。地域により時期は違いますが小正月(115日頃)におこなわれます。
歳の神には、去年飾った正月飾りなどを藁とともに燃やして無病息災を祈願します。この火にあたると風邪を引かないとか、灰を小屋に入れると牛が丈夫になる、書き初めを焼き、その灰が高く上がると書が上手になるなどの言い伝えがあります。


 当地でも、解説とあまり変わらないが、四百世帯近い大きな町内会をまとめる行事として、参加者へのお神酒、トン汁の振舞いに加え、福引も行われ参加者が多い。
小生も古い御札・しめ縄・正月飾りを藁の櫓に括り付けて一緒に燃やし、縁起物の「するめ」をサイの神の火で焼いて持帰り家内と頂いた。    
福引の結果は通常外れでテイッシュペーパー一箱であるが、過去を振り返ると二等と一等が当たり「シンビジュウム」と「ハロゲンヒーター」を持ち帰っているから、当たっている方かも知れない。