まずはコウホネ?がたなびく、雰囲気良さげな水路へ降り立ちました😁
入水前に農家さんお見かけしたので挨拶したところ、「この川は魚あんまいないよ、でっかい鯉はいるけど」とおっしゃてましたが、、、
ホトケドジョウがおられました😁分布域は狭くないものの各地で絶滅危惧種となっています。
農家さんの心情的に二通りのパターンが考えられます。
純粋に水路への感心が薄く、コイ以外はろくに魚が居ないだろうと思っていたか
それとも、よそ者に水路を荒らされたり乱獲を懸念してブラフを張っていたかどっちなんでしょ?
敵意ある感じじゃなかったので、ただ単に感心が薄かっただけかな~と思ってますが😅上流に行って見ると農家さんのおっしゃる通り、錦鯉が複数匹泳いでて悲しくなりました…日本の河川に生息する(放流されている)コイの大半は中国由来の国外外来生物で在来の生き物への影響は後述するウチダザリガニやブラックバスと同じかそれ以上にタチが悪いとも云われています。
黒ゴマと呼ばれる魚には無害と思われる寄生虫が付着したヤリタナゴ
ヤリタナゴは今回の採集で5県目です!国産タナゴの中では比較的、分布域も生息密度も高め、タナゴ類の中では身近な種類と言えます。在来タナゴという呼称はあまり好きじゃないので、国産タナゴと僕は呼んでます。移入問題がありますし、国内外来だったりする種類を在来タナゴと呼ぶ風潮には疑問を感じます…
当ブログ初登場のウチダザリガニ
日本ぽい名前ですが、北米原産の国外外来生物で主な定着先である北海道ではサイズと繁殖力の強さで在来生物のニホンザリガニと競合し、追いやってしまうのだとか、、カッコいいですが、イシガイ類を捕食してしまうとも云われてますし、居て欲しくないですね。
近くの三面護岸の小さな水路にはシジミサイズのみのマツカサ(ヨコハマシジラ?)ガイが確認出来ました。
水が干上がりかけていて、ところどころ泥が堆積しているような場所でここにもヤリタナゴはいましたが、生きた貝は一匹だけでした…
今回の採集で確認出来た唯一のイシガイ類で他の水路では殻ひとつ見つけることが出来なかったので、消化不良です…
狭い水路にフルサイズのニゴイが泳いでたので捕獲!
さらに移動して…
三面護岸かつ、コクチバスが入り込んでしまっている水路にて多数のヤリタナゴを確認しました。
コクチは殺して持ち帰りました。ブラックバスやウチダザリガニを生きたまま持ち帰るのは法律的に❌
アメザリ含め、北米原産の生き物が多数定着しているのは残念ですが、国内外来生物でお馴染みのカワムツを全く見かけなかったのがせめてもの救いです…
アメザリ含め、北米原産の生き物が多数定着しているのは残念ですが、国内外来生物でお馴染みのカワムツを全く見かけなかったのがせめてもの救いです…
腹が減っては戦は出来ぬということで、買い出しは駅ナカの無人店舗でサンドイッチ等を購入しました~現地で買い物をしたいがコロナ対策をしっかりしたい!という方に安心のシステムだと思います😁
コロナ禍で存続が厳しくなっている地域の足を支援しよう!ローカル線にほんのちょっとずつだけ元気をわけてくれ…!!!
コウホネが生える水路なんて素晴らしいですね!
でも、バスも居るんですね…。
スモールマウスバスとヤリタナゴのツーショット写真は文章無しでも何か強いものが伝わってきました。
ウチダザリガニはまだ出会った事が無いのですが、平成始まりのバブルの頃にペットショップで超高額で売られているのを見た事があります。
時代が変わると生物のポジションや価値が大きく変わるものですね。
名前入れ忘れてしまいました。
かなり雰囲気良さげな水路でリフレッシュ出来ました!ヤリとホトケが錦鯉、ブラックバス、ウチダと同居するはめになってしまっているのは色々複雑ですが…カワムツが入り込んでいないお陰かアブラハヤとウグイは沢山いました。
ウチダは蔓延り過ぎて、いるところにはうじゃうじゃいる感じらしいですが、高額で取引されている時期があったんですね!