今回は採集した魚の細部を見たり、撮影するための観察ケースの話です。
今まで使っていた釣具屋で購入した400円程の観察ケースは1~2ヶ月程で傷だらけになり、僕の管理が雑というのもありますが…短期間で本来の役目を果たせなくなっていきますね。
いつもお世話になっている私魚人さんの記事を読み、アクリル製は傷が付きにくいとのことで僕も観察ケースを自作してみることにしました。
経験知識豊かで人や生き物への情熱や気配りを決して欠かさない…私魚人さんの記事は笑いを挟みつつ、考えさせられるものとなっています。是非、リンク先から訪問してみてください!
アクリル板、アクリルカッター、アクリル用接着剤、接着剤注入用注射器を用意した。
正面2枚、側面2枚、底面1枚の寸法を緩めに測って、切り出し。フタは横着して作らず。
カッターでチマチマと
接着剤の注入が難しく、接着剤のはみ出した部分が白い跡として残ってしまいました。
見栄えが悪いですが、正面部分はちゃんと透明ですので観察ケースとしての役目は果たせるでしょう。
カッターでアクリルを切り出した時に寸法が甘かったようでぴったり合わずにガッツリ水漏れしました。水漏れ部分は水槽パテでふさぎました。
せっかくですので、飼育魚を入れてみました。
カネヒラ
セボシタビラ
ズナガニゴイ
ボウズハゼ
カワヨシノボリ
ヒガシシマドジョウ
ヒガシシマドジョウ変異個体
タナゴ類のように平べったい魚なら、網に乗せるだけでもそれなりの画像を残せると思いますが、ハゼ類やドジョウ類のようにニョロニョロ系の魚は観察ケースに入れた方がより良い画像を残せるかと思います!
生き物や採集に対するモチベーションは人それぞれかと思いますが、せっかく捕れたのに雑な画像では記録どころか思い出としてもイマイチだと思うんですよね。僕も安物のデジカメ使ってますし、偉そうなことはあまり言えませんが、同定が出来たり人の心を掴む画像を残した方が良いと思います。
採集したり生き物の画像撮るなら観察ケース1個位持っておいて損は無いと思います。
採集したり生き物の画像撮るなら観察ケース1個位持っておいて損は無いと思います。
私は岩の上に落として初日におしゃかにしてしまうタイプですので、100均の砂糖ケースを愛用しています。
スマホ用の保護シールを貼れば観察ケースも長持ちするかもしれませんね。
そんな大それたブログじゃありませんから、皆さん立ち寄って肩をがっくし落とされないことを祈ります。
いよいよ手作り観察ケース、デビューですね。
水のダダ漏れとはいえ、お見事なもんです。
私、未だに漏れたまま使ってるのもあります。
しかも、最初からいい写真撮れてますよ!
さらに厚さ5mmで作るとは!
それ、ベテランさんの厚さです。
私、もはや横着して厚さ2mmです。
安価かつ細工が楽なので。
はみでた接着剤、乾く前にさっと指でふきとるのもコツかもしれません。
柔らかなタオルにくるんで保管することと、指で洗うクセさえつければ、長く長く使えます。
傷を消してくれる薬剤も売ってますから。
保護フィルムを貼るというのは思いつきませんでした。ホムセンで売ってる計量カップ以前使ってましたが、側面の幅が広いせいで魚が泳ぎ回りなかなかピントが合わないという…自作ならお好みのサイズで作れるのがメリットですね。
採集の仕方や生き物に対する向き合い方が勉強になることばかりですので、勝手ながら紹介してみました。
私魚人さんに太鼓判押して頂けるのは安心ですね(^^)
僕も厚さ2㎜でやりました。5㎜ですと人力では骨が折れそうです。アクリル用接着剤は想像と違って粘り気が無いことに驚きました。あんな水っぽいと思わなかったです…2回目はもう少し上手く出来そうです。