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食品のカラクリシリーズ
ポテトチップス/菓子
ポテトチップスの「うすしお味」は「うす塩」製品より逆に塩分が多い
食べ始めたら止まらないのは20数種のしつこい添加物の味付け
■「うすしお味」のネーミングに騙されずに成分表で塩分量を確かめよう
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「ポテトチップス」に『うすしお味』と表示されていれば、誰でも塩分が低いと思ってしまいます。これが消費者の健康志向を逆手にとったメーカーの、悪質な“騙しの手”の最たるものです。食品規格でいうと「うす塩」の表示は、栄養表示基準で100g当り・ナトリウムが120mg以下の場合しかできません。
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食品規格の「うす塩」と、メーカーが袋に書く「うすしお味」では全く意味合いが異なります。紛らわしい「うすしお味」の書き方(表現)には、何ら基準(規制)がありません。「うすしお味」が、製品名になっています(笑)。実際、「うすしお味」製品には、「うす塩」規格の数倍の350~550mgもナトリウムが含まれる製品もあります。必ず裏面などの小さく記載されている、成分表のナトリウム量(食塩相当量)を見て確かめましょう。
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話は飛躍しますが、醤油もみりんも“OO味、~△△風味”という表記ならば、まず本来の食材とは丸で違うもので作られていると考えて下さい。その醤油も、「うす塩」と「薄口」表示では、塩の量は全然違います。薄口表示は塩分の量を指すのではないので、却って塩分が多いのです。こうしたマヤカシを知っていないと、「うす塩?」と勘違いして余計に塩分を摂取してしまう怖さがあります。
■20数種にも及ぶ添加物で味付けしたポテトチップスの不自然な食べ方
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ポテトチップスの添加物は通常は10種程度、凝った味付けほど添加物が多く、ピザ味だと20数種類にも及びます。こうした添加物が、ポテトチップスを食べ始めたら“とまらない”要因です。売上を伸ばすための、メーカーの仕掛けなのです。
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栄養素の高いじゃがいもを、身体にも好ましくない不必要な化学物質で味をつけて食べる不自然さを感じます。時には無性に食べたくなることがあっても、子供のうちから食生活・食習慣を身に付けさせることが大事です。もう少し親が配慮して、塩分や添加物を控えさせましょう。身体への影響の他に、子供のうちから正しい“舌作り”(味覚を養う)をしてあげるべきです。
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フライトポテトと同じように、ポテトチップスには問題が山積です。過剰な塩分・油脂と添加物の他に、何といっても心臓病を引き起こすトランス脂肪酸の多さです。またポストハーベスト農薬(収穫後も農薬散布)、じゃがいもの違反遺伝子操作、じゃがいもを高温加熱した際のアクリルアミドの危険性~遺伝毒性や発ガン性の懸念などです。詳しくは、リンク先のフライドポテトのページをご覧下さい。子供はポテトチップス・フライドポテトが大好きでも、食事替わり(満腹に食べる)にすることをせず、ほどほどにすべきでしょう。
フライドポテト・他食品のトランス脂肪酸含有率/図表
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ポテトチップスのデータはないものの、フライドポテトと同様と考えて差し支えないでしょう。有名ハンバーガー店のフライドポテトMサイズ135gには、1日のトランス脂肪酸摂取制限2gの2日分以上のトランス脂肪酸(4.55g)が含有しています。
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因みにポテトチップスは、じゃがいもをスライスしたものだけではありません。じゃがいもを熱し・乾燥、それをご存じのシート状に成型します。問題は成型タイプは海外産のじゃがいもが使われ、ポストハーベスト農薬による発ガン性の恐れがあります。表示からは分からないが、識別できるなら「スライスタイプ」「国内産」が望ましい。
フライドポテトを食べ過ぎると将来心臓病を引き起こす恐れ