地球のために資源を大切にしようシリーズ7
東京オリンピックの金・銀・銅メダルは携帯・PCなどからリサイクルする
あなたの携帯の希少金属が表彰台の日本選手・外国選手の胸に蘇る
■不要になった携帯はリサイクルして金メダルのために金0.05gの協力を
東京オリンピック・パラリンピックの金・銀・銅メダルは、「都市鉱山メダル」と言われるスマホ・携帯・PC・デジカメなどに使われている、小型家電の希少金属からリサイクルして製造します。そもそも「都市鉱山」とは、家電製品などの希少金属など再生可能な資源を、都市の中の鉱山に見立てたものです。オリンピック史上初の取り組みで、循環型社会を目指す日本の姿勢をアピールする目的があります。用意するメダルは計5000個で、金40Kg、銀4900Kg、銅3000Kgが必要です(精錬過程のロスを含む)。全国のドコモショップ、郵便局・地方自治体、小中学校などで回収を呼び掛けています。回収について、あまりにも学校への圧力を深めており、批判が高まっています。日頃の森東京五輪組織委会長の右翼的言動から、戦前の学徒動員、国民に鍋釜・宝石・貴金属類の提出を強要した「金属供出」のようだと揶揄されています。
スマホ・携帯1台の含有量は、金0.05g・銀0.26g・銅12.6g、PCは0.3g・0.84g・81.6gです。スマホ・携帯の例では、その他にもリチウム・プラチナ・チタン・ニッケル・インジウム・ジルコニウムなど、多種のレアメタル(希少金属)が使われています。リサイクルの趣旨は理解できても、「都市鉱山」からの“発掘”(携帯保持者からの協力回収)、携帯などの解体や希少金属の抽出には手間や費用が掛かります。リサイクルするより地金を購入するほうが、安上がりの声も聞かれます。TVの情報によると、世界初・「携帯電話熱分解処理設備」と称される装置が民間に備えられ、その会社では全国から回収された携帯が毎日3万台処理されます。本体・電池・充電器に分別されたあと解体され、携帯は多数の過程を経て金属ごとに精錬されます。
■日本の都市鉱山は巨大!金は世界の鉱山埋蔵量の16%に当たる
皆さんが勘違いしていることは、金メダルは全体が金でできている訳ではありません。IOCの規定によると、純度92.5%以上の銀の土台に、6g以上の純金によるコーティング(金メッキ)仕様が決められています。オール純金ならかなりの価格ですが、優勝者へ渡される金メダルは約6万円弱だそうです。規定では直径60mmですが、アテネ大会から大型化され、リオ大会のメダルは直径8.5cm・厚さの最大部は11mm、500gもあるのです。現在、東京大会のサイズは不明も、恐らく継承されると思われます。
さて世界の鉱山の埋蔵量に比べ、日本の都市鉱山の推定量は極めて豊富です。日本の都市鉱山の推定量:世界の鉱山の埋蔵量を対比すると、例えば「金」は6,800トン(16%):42,000トン、「銀」6万トン(22%):27万トン、「銅」3800万トン(8%):4億8000万トン、「プラチナ」2,500トン(4%):71,000トンです。特に金は、世界の埋蔵量の16%が日本の家庭で眠っているのです。既号のように、携帯の退蔵(しまい込み)台数が2億台もあるのです。将来、リサイクルせず捨ててしまえば、資源の喪失の他にも電池などによる環境汚染につながるので、絶対、ポイ捨てしないで! あなたがリサイクルした携帯の金属が、東京オリンピックの表彰台で蘇ります。
都市鉱山(都市埋蔵金)と言われるほどスマホ・携帯には貴重な金属が
少数派シリーズ(詳しい内容)
リオ五輪・日本勢のメダルラッシュは東京大会を控え選手強化費を増加したため
東京オリンピックの金・銀・銅メダルは携帯・PCなどからリサイクルする
あなたの携帯の希少金属が表彰台の日本選手・外国選手の胸に蘇る
■不要になった携帯はリサイクルして金メダルのために金0.05gの協力を
東京オリンピック・パラリンピックの金・銀・銅メダルは、「都市鉱山メダル」と言われるスマホ・携帯・PC・デジカメなどに使われている、小型家電の希少金属からリサイクルして製造します。そもそも「都市鉱山」とは、家電製品などの希少金属など再生可能な資源を、都市の中の鉱山に見立てたものです。オリンピック史上初の取り組みで、循環型社会を目指す日本の姿勢をアピールする目的があります。用意するメダルは計5000個で、金40Kg、銀4900Kg、銅3000Kgが必要です(精錬過程のロスを含む)。全国のドコモショップ、郵便局・地方自治体、小中学校などで回収を呼び掛けています。回収について、あまりにも学校への圧力を深めており、批判が高まっています。日頃の森東京五輪組織委会長の右翼的言動から、戦前の学徒動員、国民に鍋釜・宝石・貴金属類の提出を強要した「金属供出」のようだと揶揄されています。
スマホ・携帯1台の含有量は、金0.05g・銀0.26g・銅12.6g、PCは0.3g・0.84g・81.6gです。スマホ・携帯の例では、その他にもリチウム・プラチナ・チタン・ニッケル・インジウム・ジルコニウムなど、多種のレアメタル(希少金属)が使われています。リサイクルの趣旨は理解できても、「都市鉱山」からの“発掘”(携帯保持者からの協力回収)、携帯などの解体や希少金属の抽出には手間や費用が掛かります。リサイクルするより地金を購入するほうが、安上がりの声も聞かれます。TVの情報によると、世界初・「携帯電話熱分解処理設備」と称される装置が民間に備えられ、その会社では全国から回収された携帯が毎日3万台処理されます。本体・電池・充電器に分別されたあと解体され、携帯は多数の過程を経て金属ごとに精錬されます。
■日本の都市鉱山は巨大!金は世界の鉱山埋蔵量の16%に当たる
皆さんが勘違いしていることは、金メダルは全体が金でできている訳ではありません。IOCの規定によると、純度92.5%以上の銀の土台に、6g以上の純金によるコーティング(金メッキ)仕様が決められています。オール純金ならかなりの価格ですが、優勝者へ渡される金メダルは約6万円弱だそうです。規定では直径60mmですが、アテネ大会から大型化され、リオ大会のメダルは直径8.5cm・厚さの最大部は11mm、500gもあるのです。現在、東京大会のサイズは不明も、恐らく継承されると思われます。
さて世界の鉱山の埋蔵量に比べ、日本の都市鉱山の推定量は極めて豊富です。日本の都市鉱山の推定量:世界の鉱山の埋蔵量を対比すると、例えば「金」は6,800トン(16%):42,000トン、「銀」6万トン(22%):27万トン、「銅」3800万トン(8%):4億8000万トン、「プラチナ」2,500トン(4%):71,000トンです。特に金は、世界の埋蔵量の16%が日本の家庭で眠っているのです。既号のように、携帯の退蔵(しまい込み)台数が2億台もあるのです。将来、リサイクルせず捨ててしまえば、資源の喪失の他にも電池などによる環境汚染につながるので、絶対、ポイ捨てしないで! あなたがリサイクルした携帯の金属が、東京オリンピックの表彰台で蘇ります。
都市鉱山(都市埋蔵金)と言われるほどスマホ・携帯には貴重な金属が
少数派シリーズ(詳しい内容)
リオ五輪・日本勢のメダルラッシュは東京大会を控え選手強化費を増加したため