▽見返り美人図 = 17世紀(江戸時代前期)の美人画。浮世絵を確立した画家・菱川師宣(もろのぶ)の代表作にして彼の代名詞的一図である。緋色の衣裳を身につけた美人の女性が、ふと振り向く(見返る)様子を描いたもので、世界的にも非常に著名な肉筆浮世絵である。投/40年以上前の切手ブーム絶頂期に、親から借りて切手商から2万円近くの価格で見返り美人切手を買った。その後、3千種弱集めたがブームも去り、ここにも高齢化の波が押し寄せ手放す方が続出している。そのため業者が買い取る金額は切手額面にも遥か及ばず、端金(はしたがね)しかならないほど買い叩かれる。そんな足下を見透かした宣伝激しい買取会社バイセル社に出さず、死ぬまで塩漬けを決めた(孫が興味持つかを待つ)。

左/縦63・横31cm、右/1948(S23)年発行の切手
↑ クリックすると拡大します


↑ クリックすると拡大します