食品のカラクリと暮らしの裏側

食品の安全・安心が総崩れ、また政治・社会の矛盾や理不尽さも増大
暮らしの裏側の酷さやまやかし、危険性・不健全さに迫る!

林修先生のことば検定・食べ物の名|パンケーキ|ホットケーキと同じ物・パンとはフライパン(平たい鍋)のこと

2024年01月25日 | 林修・食べ物の名
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食品のカラクリシリーズ/林修先生のことば検定・食べ物の名
パンケーキ|ホットケーキと同じ物・パンとはフライパン(平たい鍋)のこと

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あえて区分けするならホットケーキ

◆フライパンで焼いたものならクレープ・ワッフル・お好み焼き・チジミもパンケーキ
チコ情報・池上彰・林修情報を集約/パンケーキとホットケーキは、違うものと思っている方が多いと思います。パンケーキVSホットケーキの違い?は、薄い⇔厚い、ふわふわ⇔しっとり、おしゃれなカフェ⇔喫茶店、若い女性が食べる⇔家で食べる、SNS映えする食べ物⇔レトロな食べ物などの相違が見られます。でも元は、いっしょなんです。そもそもパンケーキのパンは、食べるパンではなくフライパンのパンです。「食べるパン」の語源はポルトガル語、「フライパン」は英語で、fry panまたはfrying-pan。薄く油をひいて焼いたり炒めたりする、平たい片手鍋(PAN)のことです。料理家は、パンケーキとホットケーキとの明確な違いはないと言います。パンケーキの定義はフライパンで焼いたもので、極端に言えばクレープ・ワッフル・お好み焼き・チジミもパンケーキです(笑)。

◆ホットケーキの始まりは日本橋・三越百貨店が売り出した「ハットケーキ」
ホットケーキはレトロな感じがしますが実は言葉はパンケーキのほうが先で、西洋では15世紀には使われており明治時代に日本に入ってきました。当時のレシピ本に、「パンケーキ=薄餅」(うすもち)と記載されています。ホットケーキの呼び名は、1923(T12)年、関東大震災直後に日本橋・三越百貨店が「ハットケーキ(HOTCAKE)」として売り出したのが最初です。理由は焼き立てがホカホカと温かい、「(食べる)パン」と間違えられやすい。その後、日本人が発音しやすい「ホットケーキ」になった経緯が残っています。ホットケーキの言葉が定着したのは、何と言っても1957(S32)年に森永製菓が発売した、家庭で作れる「ホットケーキの素(もと)」です。大手食品メーカー4社が追随し、大ブームになったのです。投稿者も、随分、食べました。

◆パンケーキの名称に戻ったのは原宿で人気の海外パンケーキ店が出店したこと
しかし再びパンケーキ名に戻ったのが、2010年、原宿にハワイなどで有名な海外パンケーキ店が出店・長蛇の列ができ、メディアの取材が殺到しました。薄生地に果物・ベーコン・アイスクリーム・生クリームなど若い方が好きそうなトッピングにしたことから、従来のシンプルなホットケーキから離れ、デザート風なパンケーキが独り歩きしたことです。話は変わり、英国ではキリスト復活祭前の2月頃、「パンケーキデー」のイベントが開かれます。40日間、断食したキリストに因み、好物を我慢する・質素な生活を体験することにこじつけ、その前に甘いパンケーキを食べるものです。地域によっては、1445年以来、フライパンにパンケーキを乗せて走る「パンケーキ競走」も行われるそうです。パンケーキの言葉には、奥が深い。

NHKの同番組を参考に、投稿者(5歳+〇〇歳)がその他の内容
を付け加えました。従って番組のイメージとは異なります! バカ~!


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