食品のカラクリと暮らしの裏側

食品の安全・安心が総崩れ、また政治・社会の矛盾や理不尽さも増大
暮らしの裏側の酷さやまやかし、危険性・不健全さに迫る!

かっぱえびせん(カルビー)◇故・清水崑氏のかっぱの漫画を起用したことから/社名・商品名のイワレ

2022年04月10日 | 社名・商品名のイワレ
Nametp175 社名・商品名のイワレ[食品編]
かっぱえびせん(カルビー)|故・清水崑氏のかっぱの漫画を起用したことから

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◆社名のカルビーはカルシウムとビタミンB1を組み合わせた造語
「かっぱえびせん」の前身は、1955(S30)年に商品パッケージにかっぱの漫画を起用した「かっぱあられ」でした。当時、人気を呼んだ故・清水崑氏の作品を起用しました。このかっぱの漫画は、長い間、「都民の日」のキャラクターバッジにも採用されてきました。とぼけた?色気ある?かっぱの漫画は、現在でも清酒メーカー(黄桜)のCMにも流されています(清水氏死亡後は、小島功氏(当時・現故人)が踏襲)。誰でも、1度はご覧になっていると思います。

創業者は、幼少期に小海老を入れた天婦羅をおやつとして食べていました。そこで、かっぱあられに小海老を細かく刻んだ粉を練り込んだ、新商品「かっぱえびせん」を1964(S39)年に発売しました。ヒットのきっかけになったのは、その後1969(S44)年に「やめられない、とまらない」のTV/CMのキャッチコピーでした。現在では、CMの企画・アイディアは広告会社が最初から一手に引き受けますが、当時は社内会議で生まれたそうです。宣伝文句と共に、カルビーを代表する商品として広く認知されました。

カルビーは、1949(S24)年に広島市で創業したメーカーです。カルビーの「カル」はカルシウム、「ビー」はビタミンB1を組み合わせた造語です。社名のように、子供から高齢者まで幅広い世代へ、健康に役立つ商品作りを追求しています。

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