食品のカラクリシリーズ ミネラルウォーターの選び方
ROUND2 ミネラルウォーターの選び方ポイント1
ミネラルウォーターのラベルに何が書いてあるのか見てみましょう
ミネラル成分・硬度(軟水・硬水)・pH値の違いに注目
■ミネラルウォーターの重要なポイントはカルシウム・マグネシウムの含有量
ここからは、「ミネラルウォーターの選び方ポイント」の連載です。ボトルのラベルに、何が書いてあるのかを説明します。他の飲料水とは異なり、あまりラベルの内容はご覧になっていないと思われます。このラベルの項目こそが、ミネラルウォーターに大きな違いを及ぼします。しっかり、ご覧頂ければと存じます。
ボルヴィックとエビアンの例を、ご覧下さい。ラベルに書かれている項目の、品名・ミネラル成分・硬度・pH値の違いに注目しましょう。品名・原材料名は、ミネラルウォーターならではの表示です。原材料名も後号で説明しますが、大事な内容です。中でもミネラルウォーターの重要なポイントは、カルシウム・マグネシウムの含有量です。その違いが硬度になって表れます。
ボルヴィックは硬度60度(60ml/l)なので軽くおいしい水、エビアンは304なのでややのどごしが重いがミネラルが豊富と言えます。あなたはおいしい水(軟水)を飲みたいのか、ミネラルを重視(硬水)するかでミネラルウォーターの選び方が変ってきます。水質、硬度~軟水・硬水など、ミネラルウォーターの選び方の基本にする内容は、順次説明して参ります。
▽ミネラルウォーターの表示(例)/図表
ご案内 腎臓病などの方は、水分摂取量は医師とご相談下さい。