食品のカラクリと暮らしの裏側

食品の安全・安心が総崩れ、また政治・社会の矛盾や理不尽さも増大
暮らしの裏側の酷さやまやかし、危険性・不健全さに迫る!

チコ情報◇もみじ鑑賞を「もみじ狩り」と呼ぶのは平安貴族が遠出できる口実に使ったため/少数派

2021年11月18日 | 気象・季節・暦
Chicoptb150 少数派シリーズ/気象・季節・暦
チコ情報◇もみじ鑑賞を「もみじ狩り」と呼ぶのは平安貴族が遠出できる口実に使ったため

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■約1000年前から今日に至るまで平安貴族の”習わし”をそのまま使ってきたのです
もみじを鑑賞することを「もみじ狩り」と呼ぶのは、どうしてでしょうか。旅行会社のパンフレット、メディア、私達も、秋の季節になると普通に「狩り」の言葉を使っています。「狩り」本来の言葉は、「狩猟」のように鳥獣を追い掛けてとらえる言葉です。投稿者も、今日まで不思議に思っていました。恥ずかしいことに、本来の意味が分かっていませんでした。NHK番組「チコちゃんに叱られる」を観て、しっかり認識しました。答えは約1000年前から今日に至るまで、平安貴族が外出・遠出の言い訳を私達はそのまま使ってきたのです。それにしても、5歳のチコちゃんが1000年前のことを知っているなんて!

■平安貴族は平安京から出ることはお下品なことで「狩り」と称してもみじ鑑賞した
NHK「チコちゃんに叱られる」を参考にしました/「もみじ狩り」の言葉が生まれたのは、平安時代です。文献として残っている最古のものは、平安末期・源俊頼(みなもとのとしより)の和歌です。当時の平安貴族は、大きな敷地の庭に季節の花々・植物を植え、眺め楽しみました。しかし山一面のもみじは、どうしても側で見られません。貴族のルールでは、東西約4.5km、南北約5.2kmの「平安京」の外には、決められた理由なく出られませんでした。出るには、特別な目的がある場合に限られたのです。その3つの条件は、①物詣(ものもうで)=神社や寺にお参りする。②物見(ものみ)=お祭りや行列を見に行く。そして③狩り=鷹狩りなど獲物を探すために出歩くことは認められていました。また貴族の振る舞いを守るためには、牛車(ぎっしゃ)や馬に乗ることが必要でした。現在の花見・もみじ狩りのような自分の足で自由に歩くことは、「下品な行為」、やってはいけないことでした。とはいえ貴族の中には、山一面の真っ赤なもみじを側で観たくて仕方ない御方もいました。そこで外出できる「狩り」を口実・体裁にすれば、大手を振って堂々と見に行くことができたのです。もみじ鑑賞は江戸時代には庶民にも広がり、言葉だけが「もみじ鑑賞=もみじ狩り」が、今日まで受け継がれてきたのです。

■「もみじ」は紅葉する樹木の総称で「楓」は1つの植物名です
再び投稿者の文章/高貴な方も今の世も、誰とは言いませんがルールの隙間を狙う、憲法や法律の解釈を変えて願望を達するようです。さて、もみじと楓(かえで)を同じものと思っている方が多いようですが、「もみじ」は紅葉する樹木の総称で「楓」は1つの植物名です。楓は葉が蛙(かえる)の手の形をしているので、名付けられたとも言われています。因みにこれも昔から思っていたことですが、広島名物の「もみじ饅頭」は厳密に言えば『かえで饅頭』ではないかと思います。次も別の日のチコ情報ですが、紅葉の時期を過ぎ晩秋になると「落葉」するのは、企業のリストラと同じ仕組みだと言います(苦)。春から秋まで「葉」は、せっせと本木(ほんぼく)に水分や栄養を与えて頑張ってきたにも関わらず、厳しい冬を前に本木(企業)は自身を守るために「葉を枯らせ・落葉させる(社員の大量リストラ)」のです。言われてみれば、全くその通りです。そこのあなた!「枯葉」の曲を聴いて、物思いにふけっている場合ではないですよ。

NHKの同番組を参考に、投稿者(5歳+〇〇歳)がその他の内容
を付け加えました。従って番組のイメージとは異なります! バカ~!


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