回転寿司の真相シリーズ274皿目 第3部/回転寿司に行くなら店を選ぼう編
ROUND17 中小店を利用するワザ
回転寿司店で席を選ぶなら板前さんからレーン3席下流がベストポジション
ここからは3回に渡り、座席について説明します。飽くまでも中小店の回転寿司店が前提です。
自由に席を選べる店なら、定説になった“板前からレーン3席下流”です。板前さんから3席程度レー
ンの下流に座るのが、賢く、つまりネタを見極めて皿を取るのに調度良い位置なのです。
板前さんから近ければ注文もしやすく分からないことも聞けるので、何といっても近い位置が
良いと思います。しかしながら回転寿司の場合、近いほうが良いといっても板前さんの真ん前に座
ると、出された皿はあっという間に目の前を通過してしまいます。
店によっては、ネタの種類により複数の板前さんが分散して握っています。そのため店の中に
は、いくつも「3席下流」が存在します。馴染みの店なら、有利な席を見つけて座りましょう。板
前さんから近いほうが良いからといっても、間違っても、“3席上流”は避けましょう(笑)。
話は変わり、とかく日本人は席次にこだわります。そこで回転寿司店に2人で行った場合
は、先輩はレーンの上流に座ってもらいましょう。少しでも先に好きなネタを選択できるので、上
手(かみて)という訳です。回転寿司は、上下関係より左右関係?が大事です。3人の場合は本来
上流が上手でも、この場合は真ん中が妥当なところでしょうか。
酷い実態は全ての回転寿司店を示すものではありませんが、多くの
店で横行しているのも事実です。
このROUNDはグルメ・回転寿司評論家の柳生九兵衛氏、松岡大
悟氏の著書、その他書籍を参考に投稿者の経験を加え記事にしました。