回転寿司の真相シリーズ35皿目 第1部/恐ろしい?回転寿司編
ROUND2 死魚・病気魚・奇形魚も堂々とネタに
国内産・天然魚のお品書きでも競争が激しい回転寿司店はやはり偽装魚
天然物(もの)や国内産のネタを、ウリにしている回転寿司店を見掛けます。もちろん、真面目に表示している店があることも事実です。水産資源の減少の折り、国内産の天然物は価格が高いのです。そのため回転寿司店では、養殖魚や別種の外国産の魚(偽装魚)を、本物魚、天然物、国内産~原産地(漁獲水域)を誤魔化した悪質な嘘も絶えません。
天然物や国内産の表示がされていても、競合が激しい店や低価格の店は信用できません。回転寿司店の基本は、本物魚を使うとコスト高になるので偽装魚や偽装表示に頼る訳です。漁港から直送の店などを除き、本物魚・国内産・天然物といった、2ステップ、3ステップも跳ね上がるネタを、激安価格で出せる訳がないと考えるべきです。価格が安い割りに、いやに国内産・天然物を強調する店は、怪しいと思ったほうが身の為です。
回転寿司店の表示を鵜呑みにしないこと、信用し過ぎないことです。私達が、養殖魚でも天然物でもどうでもよいと考えるのは安易過ぎます。旨さ・食感といった類(たぐい)ではなく、その大きな違いは養殖魚における抗生物質・抗菌剤などの過剰さです。回転寿司に限らず、日常の食生活でもできるだけ避けるべきです。
酷い実態は全ての回転寿司店を示すものではありませんが
多くの店で横行しているのも事実です。