ウクライナのごはん講座に参加しましたよ。
ウクライナは黒海の真上にあります。国土は日本の1.6倍、ヨーロッパで一番広い国ですって。
手刺繍の民族衣装のブラウス。
白地に赤と黒で刺繍するのが伝統。近年はオフィシャルな席の装いにこそ民族テイストを取り入れましょうという動きもあるそうな。スーツのインナーに刺繍のブラウス、粋だわ。
国の花、ヒマワリは花というよりも、作物として捉えられていて、ヒマワリ油の産出量は世界一とな。
教育は小中高が一貫の学校で、入学する年齢も一律ではなく、6歳で入る子も、8歳で入る子も一緒に学ぶそうな。
ボルシチはウクライナが発祥なんですと。
材料は骨つき肉、じゃがいも、ビーツ、人参、玉ねぎ、トマトペースト、キャベツ、等々
けっこうフレキシブル。
決め手はビーツとディルのようです。
日本の野菜は味も香りも弱くて、現地と同じようなパワフルなうまみが出せないんですって。
(そうよね、日本のグルメ番組とかでは、癖がない、臭みがない、食べやすいことばかりを褒めてるものだから、生産者も益々そんなものを作っちゃうわよね。)
強力粉のクレープ(ムリンツィー)の中身は炒めた豚挽肉100%、味付けは塩とディルのみ。中華っぽいな。
ボルシチにはギリシャヨーグルト、生のディルとイタリアンパセリ。
ふつーにおいしい野菜のスープ。
お家でもすぐ作れ…ビーツがないわ。
後味にIKEAみたいなディルの甘い香りが残りましたよ。