四半世紀を共にした、愛用の出刃ですが
かなりお疲れなのも無理ないこと
これ、このように柄が割れてしまうという瀕死の事態。
もはや猶予はなりませぬ。
柄を取り替えるしかありません。
自分でやるしかありません。
新しい柄はハンズで買えました。
意外とお手頃。
ノウハウは動画で学びましたよ。
何でも教えてもらえる、良い時代ですね。
まず、古い柄を外すのです。
マイナスドライバーをねじ込んで、ぐりぐり。
奥が錆びていて、結構しぶとい。
なんとか外れました。
錆びを落としますかね。
俺は知ってる、錆びにはトマトケチャップ&油だと。
すっきり!
続いて、柄に入る部分を焼くのです。
ペンチで挟んで、ガス火にかざします。
あ、なんだか安らぐ。
焚き火の気分。
どのくらい焼けば良いのかしら?
周りの油分が焼け落ちて、黒錆から白っぽくはなったけど、刀鍛冶のように真っ赤にはなりそうにありませんね。
5分くらいで良いかしら。
新しい柄に、熱々の刃をぐさーっ!
意外と簡単に奥まで刺さりました。
動画に習って、木槌でコンコンしてみますかね。
柄の先の方を叩くと、刃が奥に入っていくなんて不思議、カンナみたい。
刃は目立つほど曲がってないので、これで良し。
鯉口(?)に隙間があるようなので、動画のようにロウを流し込みますかね。
水の侵入を防ぐのですね。
おたまを炙って、ろうそくをぐりぐりすれば、簡単に少量のロウが溶かせることを発見。
ロウは思いの外いっぱい入りました。
ろうそくがこれくらい短くなりましたわ。
表良し。
裏良し。
完成!めでたし。
こうして若妻は新たなスキルを身につけた。